化学で世界を救う少女【Dr.STONE】

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その頭は貴方の方へと転がってきた
一瞬、いや……、完全に鳥肌が立った

殴っただけで石像を壊してしまう男、
司の事を今回持って改めてやばい人だと感じ取れる
手が震える。下手したら身体全体が……

最悪に場合を想像する

口から言葉が出ないとはまさにこの事。

でも、すぐに気を取り直して口を動かした


『解ってやってんだろうなぁ、
司ぁ、アンタは今人間1人"ぶち殺した"んだぞ、』


怖いはずが、何故か貴方は笑って言う


司「解ってるさ、勿論」


狂気1つ感じさせない晴れた声…、それが清々しくて恐怖を感じさせる


司「千空、君は心の汚れた年寄りたちまで、全員助けるつもりかい?
うん…、彼らも最初はしおらしく感謝するだろうね。
だが、文明が戻れば必ずおいた金持ちや権力者達が…、


「そこは俺の土地だった」「家賃を寄越せ」「税を払え」


と…、

また貧しい若者達から未来を奪い取るだろう。
…、もうそんな世界に戻しちゃいけない」


司は少しずつとこちらへ歩いてくる
海風と共に…


司「ここは石の世界(ストーンワールド)、まだなんの汚(けが)れもない楽園だ。
純粋な若者だけを復活させて、
このまま誰の物でもない自然と共に生きていく」


そして貴方の近くにあった年寄りの石像の頭に手を置く


司「人類を浄化するチャンスなんだ。君もそう思わないか、千空?」


拳を上げ、また壊そうとした時だった…


ガシッ…

『…、全っ然、1mm(ミリ)も思わねぇな』


貴方は司を止める


『私はメカやら宇宙やらド〇えもんやらに唆りまくりの、
テクノロジー大好き"ショウジョ"なもんでな。
科学の力で人類全員、もれなく助けてやるよ。フッ…』


その目は、恐怖もありながら、決意で満たしている


チート武力VSチート知力の戦いは…
少しずつと迫ってくる…、


　
＿＿＿

チョークの事は中2の時に塾の先生が、

先生「チョークは元々ホタテの貝殻などで作られた物でね、
食べても害はないよ」

と言ってたので印象的でした。
そして今回、使わせていただきました…(土下座

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