第伍拾話 ページ5
ドコッ!!
地味に痛い音が和室の中に鳴る
胸元を手で叩く…、と云うより突く
炭治郎「あだっ、あだだだッッ!」
その時の炭治郎の顔は真っ青になる
そして酷く痛そうな声、、
珠世「愈史郎…。次にその子を殴ったら許しませんよ」
愈史郎「はい!」
一瞬にして先程の位置に戻り、姿勢良く座る愈史郎
一方珠世は顔を少し潜めて愈史郎を見ていた
炭治郎は咳込みをする姿を、貴方は呆然と見ていた
珠世「壱つ、誤解しないで欲しいのですが…、私は鬼を増やそうとはしていません。
不治の病や怪我などを負って、余命幾ばくも無い人にしか、
その処置はしません。
その時は必ず本人に「鬼になっても生きながらえたいか」尋ねてからします」
貴方は炭治郎を見た。その行動は匂いを嗅いで、嘘かどうかを見抜く…
しかしその結果は貴方にはもう解りきっていた…
そして炭治郎は口を動かす
炭治郎「珠世さん
鬼になってしまった人を、
人に戻す方法はありますか?」
そう云った。
その言葉は何処か、必死でそして何処か悲しげに感じる、、
その頃、外では思いも寄らない事が少しずつと近づいていた
有る細道で男女2人が歩いていた…
いや、男女2鬼と云った方が正しいだろう。
朱紗丸の方は手鞠をつきながら歩いていた
___ リィ……ン___
もう1人の鬼… 矢琶羽は手に目玉があった。
その瞳は矢印の様な形だった…
地面の近くまでおき、左右を探す
矢琶羽手の目が左右に動く
矢琶羽には足跡から何かを感じた様だ
矢琶羽「あちらをぐるりと大回りして…、
肆人になっておる。何か大きな箱と
朱紗丸は手毬を宙に投げる
その時に鈴が鳴った
朱紗丸「どうやって殺そうかのぅ…。クッフフフ、力が漲る。
あのお方に血をかけていただいたおかげじゃ」
そして矢琶羽はニヤリと笑い、こう云った…
矢琶羽「それはもう残酷に殺してやろうぞ……」
と……。
再び場面は貴方達に戻る
珠世「鬼を人に戻す方法は…
炭治郎はそれを聞いた途端、焦り珠世に近づこうとした
しかしそれは愈史郎に塞がれる事になる
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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