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第陸拾玖話 ページ24

『よろしくお願いしますね、善逸さん』


そう云い微笑んだ
それを見ていた善逸は更に顔を真っ赤にした


善逸「け結婚前提で善いので想い人になって下さいッ!」


そう云われた貴方
貴方は少々戸惑う

すると炭治郎が貴方と善逸の間に入り、貴方を自分の後ろに隠した


炭治郎「やめないか!ハルミが困っているぞ!」
善逸「はぁああ!!??お前に関係ないだろッ!何でだよ!
何で邪魔するんだよぉおおお!!!
うぁあ"ああああああああああああ!」


そう云い再び叫んだ

数分後貴方、炭治郎、善逸と云う順で横並びして歩く


炭治郎「どうだ?」
善逸「うん、落ち着いたら腹減ってきた…」


眼に泪を浮かべながら云う善逸


炭治郎「何か食べる物持っていないのか?」
善逸「ない…」


ふと、貴方は背嚢(はいのう)から包んだお握り2つを出した


『喰べますか?』
善逸「え…、あ、ぁありがと、う…」


顔を少し赤くしながらそう云い貰った


『炭治郎もお喰べ』
炭治郎「え、でも、これハルミのじゃあ、それに俺は持ってるし…」


『男の子は食べて成長する者なの、
今きちんと食べないと力んじゃいますよ?だから、ほら』


そう云い炭治郎に渡す


炭治郎「ありがとう、でもハルミは?」
『私はちっともお腹空いておりません。気にしないで食べてね。善逸さんも』


そう微笑んで云った


『あ、もし喉乾いたらお茶もありますので』
善逸「え、う、…うん」
炭治郎「凄いな、ハルミの背嚢は…」

『ええ、父上によく「必要な物は必ず入れなさい」と云われてきたので…
困ったら教えてください!』





しばらく歩いていると、炭治郎は口を動かす

炭治郎「鬼が怖いって云う善逸の気持ちも解るが、雀を困らせたら駄目だ」
善逸「え、困ってた?雀が?」
『あはい「困ってる」って云ってました』

善逸「何で解るんだ?」

炭治郎「いやぁ…、

「善逸がずっとそんな風で
仕事に行きたがらないし、女の子にすぐちょっかい出す上に
いびきも煩くて困ってる」

って、云ってるぞ?」


炭治郎の手に乗っかっている(うこぎ)

うこぎ(チュン太郎)→うこぎ「チュン」

「うん」と云った
貴方も隣で何度も頷いた


善逸「云ってんの!?鳥の言葉が解るのかよ!?」
炭治郎「うん」
善逸「嘘だろッと!?俺を騙そうとしてるだろ!」
『あの…』


そう云ってる途中で、炭治郎の鎹鴉(松右衛門)が云った


松右衛門「カァ!カァ!カケ足カケ足〜!」


と…、

___
R2
2/19
142位→121位

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月10日 19時

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