【銀魂】私には似合わない 【沖田総悟】 【神威】

29.バイバイ ページ32

⚠今回は少し過激めです


苦手な方は飛ばしてください








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〜*神威side〜




バタン




あいつが帰った



Aを捨てる


そう約束した



Aのために





あいつの怖かった姿は、見れたもんじゃない



捨てる、か



何故かそう考えると

目から水滴が




捨てたくない



そう思っている自分が


心の何処かにあるからか


目から溢れる水滴は止まらず、どんどん出てきてる




そいつらを拭いた後、オレはAの病室へと向かった


コンコン


神威 「…A」


ガチャ



開けられたドアからは、さっきとは違い、いつものAがでてきた



A 「神威…？どうし…んっ！！！」




部屋から出てきたAにキスをした

バタン



ドアが閉まると一層キスを深めた




A 「んっ、、ふっ、んぁ…」


クチャクチャとAの病室に水音が響く



オレの胸板を押してくる


怪我のせいか、力が入っていない

しかし、まだ離れられそうにない



神威 「ん、、」


A 「ん、、はっ、」



息を吸おうとしたAの口に、自分の舌を滑り込ませる



A 「……！！ んーー！！ん、！神、、威、！！んふっ、んぁ！ 」


神威 「ん、ふっ、」


名残惜しいが、唇を離した


A 「ぷはっ、、ど、どうしたの！？神威！いきなり、キ、キスなんか…！」




ギュウ


Aを抱き締める

ごめん


ごめんね




離れたく、ないよ…

俺は


神威 「ごめん、A… ごめんね…」


オレの今の想いをこの行動で表すしかなかった




A 「…どうしたの？神威… なんか、変だよ？」


変？



オレは今


変なの？


なんでだろう

Aの事になるとオレは変になる



神威 「ごめん、」


A 「…何が？今日は、甘えん坊さん？」


そう言いながら頭を撫でてくれる



ああ、離れたくない


神威 「、怒ってないノ？さっきの、こと…」


どうして此奴は怒らないのか


A 「ビックリはしたけど、今の神威みてると、怒る気無くなるよ」


まぁ、元から無いけどね

なんて笑っている君に



チュ


触れ合うだけのキスを交わし



神威 「…バイバイ」


A 「…？うん、おやすみ 明日も会うけど」


うん、そうだね


明日も会うけど、明日のオレは、オレじゃないんだ…


神威 「うん、おやすみ。」


バタン




本当に、バイバイ

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