【銀魂】私には似合わない 【沖田総悟】 【神威】

26.殺せない ページ28

…イライラするわ







.






.



昼

神威さんの部屋へ行った


昨日の話をしようと思って




しかし、ノックして帰ってきた言葉は


神威 「ゴメン、今は無理」


…はぁぁぁ！？


イライラするわ



どれだけAさんが大事なの


でも、幸せ壊すから




____


夜


コンコン

奈実 「奈実です、話をしに来ました」


神威 「開いてるヨ」


奈実 「失礼します」




ガチャ


奈実 「…っ！」


開けた瞬間神威さんから感じられたのは、物凄い殺気



怖いですね


神威 「話って？それに、なんでA探してたノ？」

いつもより声が低い


話してほしい？

いいよ



話してあげる



奈実 「単刀直入に言うと、Aさんを殺そうと思っていたからです」


ドガッ




私の顔面すれすれで団長の拳が壁にのめり込む



神威 「自分の為に？」


奈実 「その通りです」



神威 「…殺しちゃうゾ^^」




ふっ、


殺せもしないくせに



以前なら簡単に殺せたかもしれませんが、今の貴方では無理ですよ



奈実 「出来ますか？貴方にそんなことが。


確かに以前の貴方なら殺せていたでしょう



しかし今は迷っていらっしゃいますよね？




私の顔横で壁にのめり込んでいるその拳が、今の貴方の迷いです」


一発殴らなかった時点で

分かっていましたよ




奈実 「殺さない、、、いや、憎い人間を目の前にしても殺せなくなっている貴方に、今はどうこう

できません」




神威 「…何が、言いたい…」






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．









．









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奈実 「__________貴方はAさんに"恋心"を抱いてしまっていますね？」

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