【妖怪松】妖怪化してしまった6つ子たち

プロローグ ページ1

「ふーーーっ」
「やっぱ、最終回でも松野家は松野家なんだなー」
「一番くじ引きに行こうかな？」

私ーーソラは、おそ松さんを愛してやまない箱推しgirl
箱推しぃぃぃぃ！？って言われたけど…
だってさ、決められっかっ！無理だよ！成人男性があんなにかわっ…かっこいいのに…

「現実に存在していてほしい！よぉ〜〜〜〜ぅ。」

でも、ソラのアニオタは誰にも言ってない。
…恥ずかしい…
それ以前に、なんたって、家は、
神社なのだから。で、巫女だから。
……なんでー！？ねぇ、ご先祖様。どうして貴方はそんな道を選んだの？
もっと違う道、無かった！？
巫女だからと言ってアニメが好きでも構いと思う。
でも、まぁ…ね？(察し…)
という訳ですよ。

ザッザッザッ
こうして毎日箒はいてるだけでいいの？
コッコッコッ
階段を登る足音がたくさん聞こえてくる。
4.5.6…人くらい？
あ、丁寧に対応しないと。
「あっ…」
ちょーーーーーーっとタンマ！！
いらっしゃいませー！で良いの？なんて言えば…
「どうもー」
「ごめんねー☆急にー」
「フッ…待たせたか？」
「…めんどくさい…」
「ねぇー可愛い子いないー？」
「こんにちマッスルマッスル！ハッスルハッスル！」

「…」
え、えええ？えええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！？
「ま、ちょ、ふぁ、あ、う…ふぇ？」
まさかのまさかだ。
目の前にいるのは、松野家の6つ子たち。
それよりも、だ。
格好が松パーカーでも無い、イタくも無い、シャツでもユニフォームでも無い。
妖怪の格好をしているのだ。
今どきの猫の地縛霊…とかではなく…
天狐、天狗、百々目鬼、猫又、ろくろ首、雪女…
古典的な妖怪の姿をしていた。

天狐な長男→

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