ヒプノシスマイク-A.R.B-【MAD TRIGGER CREW編】No.1

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『…？』


先ほどとは違い誰も飛ばされない。


銃兎「ん？特にダメージは来ませんが……、
あちらに攻撃が来ないように防御策を取った。と言う事でしょうか」
理鶯「そのようだ」
左馬刻「ンなもん紙屑みてぇに吹き飛ばしてやんよぉお‼︎‼︎」

理鶯「待て左馬刻。ここは小官にやらせてくれないか？」


その言葉を聞いた左馬刻は理鶯に目線を向き、ニヤリと笑う


左馬刻「へぇ？珍しいじゃねぇか。お前が熱くなるなんてよ…」
理鶯「さっきも言ったが、小官は少年と戦ってみたい。
あの意気込みに応えたくなったのだ」

左馬刻「ハッ、物好きだな。好きにしろ」


そう言い背中を向き後ろへと下がる
その際、理鶯は「感謝する」と左馬刻に言った

再び前へ向き、三郎を見る


理鶯「少年、その熱意には感服したぞ」


ヒプノシスマイクをだし、構える


理鶯「敬意を表して、小官は今からその防御を打ち砕く」
三郎「やれるもんならやってみろッ‼︎」

理鶯「いいだろう。行くぞ…！」


大人のように低くてダンディーの曲
その音に合わせて理鶯はラップをする

相手が言った言葉を掌返しをする如く、次々とラップする

そして攻撃が当たる


三郎「グゥッ…」

理鶯「ほう…、倒れはしなかったか。なかなか優秀だ」


防御はきちんとしていた。だが、それでも攻撃は受けるのだった…


『2チームとも凄い…、結果が全くわからない』


そう思っていた…だが、三郎の防御が破られるようにヒビが入る


『や、破られる…？山田三郎さんのバリアが…？
つまり、理鶯さんの方が上、、？す、すごすぎる。恐るべし理鶯さんっ』


鼻で笑う左馬刻


左馬刻「ガキが小手先で何をしようが、理鶯のパワーんk勝てるわけねぇんだよ」


そしてひび割れの音と主に…防御は破られた……


三郎「僕の、防御を……破った…、、」


唖然をする三郎…、だが、唇をかみ再びヒプノシスマイクを構える


三郎「クソッ、何度でも防いでやる！！」


始めは理鶯のラップだった
低い音の中で、鉄琴のような曲。怖さを煽るようなリズム

それと共に理鶯は感謝するかのようにラップをする

その中で「捧ぐレクイエム、少年を理葬」と言う言葉があった…

それはまるで…まるで


『まるで、死んでと言ってるみたいっ…』


続いての三郎の曲
少年ぽい気楽な音だ。

だが、その内容は違っていた

苛立ちもありながら煽り感謝する。
何より1回目とは違い思いがさらにぶつかり合い、言葉も荒かった


『怖い』


そう思った

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