ヒプノシスマイク-A.R.B-【MAD TRIGGER CREW編】No.1

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『"The Dirty Dawg"って…、伝説のチームですよね？
でも、今は解散しているんですよね…。確か』

DJ ROKURO「そんなあやふやでよくDJになりたいなんてほざくな
調べるんだったらきちんと調べろ、」
『ハイッ』

理鶯「だが、Aの言っている事はあっているぞ。
今はもう解散し、伝説と呼ばれるチームだ。
メンバーは

"Buster Bros!!!"の山田一郎

"Fling Posse"の飴村乱数

"麻天狼"の神宮寺寂雷
そして、左馬刻を合わせた4人だ」

『そうなんですね…、(あれ…、じゃあ、私が聞いてたあの曲は……、)』


とふと思い出すあの頃


リリック・ライム・フロウ、それぞれが素晴らしく、耳に残る歌詞
そして今、あの曲の中で聞いたことある声…


(『あぁ…、そっか…、
じゃあ、碧棺さん達が私を救ってくれたんだ…、凄いな…、本当に』)


としみじみに思う貴方

これが運命というもの、だがまたそれも残酷であった…


(『できれば、こんな出会いはしたくなかったなぁ。
もっと、もっと平和な世界で出会いたかった。
何より1人前のDJになってから、皆さんに会いたかった…、情けないな』)

無表情で下を向く。ただ、自分の過去を恨む
恨んでも意味がないのに…、恨んでしまう

過去も、この世も、そして"自分"も


(『男に…ッ、生まれたかったなぁッッ…、ハハッ』)


と密かに涙を流す、出来るだけ出さないように小さな声で鼻を啜る
何故こんな事を急に思ったのかは、貴方ですら解らない、

ただ、悲しかった…、それだけは言える事


左馬刻「黙れクソジジイ。
見るたびに強くなってる？ハッ、そりゃそうだろ
元々アリ以下の実力だ。
例え奇跡的にアリが猿になったとしても、人間サマには勝てねぇよ。

今日のバトルで嫌って程見せてやんよ。
俺様と一郎の、格の違いってやつをな」


その言葉で我に帰る貴方
やはり左馬刻の地震はすごい…そう思ってしまう

そんな目で見ていると理鶯が貴方を見た
だが、彼は何も言わなかった

目に赤い痕がついたことを……


DJ ROKURO「まぁ、俺としちゃあ、最後にどっちが勝とうと構わんさ。
楽しませてくれりゃぁな」
左馬刻「ハッ、勝手に言ってろ！
だがな、これだけは言っておく。


俺はテメェの娯楽の為に戦ってんじゃねぇ。


遊びに来たんならヨソを当たりやがれ」

DJ ROKURO「そんだけ気合入ってりゃあ、言うこともねぇか。
お前こそ、バトル終わった後に、俺をお遊び扱いした事を後悔すんなよ？」

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