第廾陸話 ページ28
朝…
時間は約6時過ぎ
貴方は布団を畳み、その部屋から出る
そして扉を開けた
『昨日は本当にありがとうございました。この恩、忘れません…。』
鱗滝「気をつけるんだな…」
『はい』
そう云い行こうとした時だった…
炭治郎「ハルミさん!」
と名前を呼ばれ、貴方は止まる
『?どうしたのです、炭治郎君?』
炭治郎「あの、これ…!」
炭治郎の手にはあの時渡した手拭いがあった
炭治郎「あの時はありがとね」
『別にそこまで凄いことはして無いです。ですが、お役に立てて嬉しいです』
と微笑んだ。すると手に持っていた手拭いを受け取る
炭治郎「ハルミさん…」
『?』
炭治郎「
『…。当たり前です。
ではまたお会いしましょう……
炭治郎!!』
炭治郎は驚く。自分の事を「炭治郎」と呼んでくれたから
炭治郎「あぁ!また会おう!
ハルミ!」
2人は笑い合った。そして鱗滝と炭治郎に手を振り、貴方は去っていった
…
貴方は家に帰った時
父と祖父祖母は号泣した
父「もうッ…会えないかと…」
と貴方を抱きながら云った
『ごめんなさい。父上。少々手伝いをしていました…』
父「善いのです。人を助けることは…ッ、
さぁ、上がって。今日はたっぷりと好きな物を用意しました。
たんとお食べ!」
『…、はいッ』
今まで、泣かずに我慢した貴方は泣きながら云った…
…
食事後
貴方は風呂に入る
『ふぅ…気持ち…』
と思いながらある事も考えた…
___
炭治郎「ハルミ!」
___
『…』
炭治郎の云った言葉と顔が頭によぎる
『…?(あれ、どうして炭治郎の顔が…?)』
手を胸に当てながら考えたが、答えは出なかった…
『まぁ、いいか…』
そして風呂から出た
…
『ふぅ…。さて』
そう云い机に貴方の母の記録帳を置き、読む
『……?』
するとある言葉があった…
[__全集中の呼吸は肆陸時中行える。
つまり、朝、昼、晩、そして寝ている時も全集中の呼吸をする
やっている人とやっていない人の間に天地ほどの差が出る
これは時間がかかった
しかし出来る様になったお陰で普段より稽古が優しく感じる
これからも頑張ろう…__]
『…。すごいなぁ、母上は』
貴方は苦笑いをしながら見ていた
『…。フフッ、こうしてみると母上は面白いなぁ…』
そう云いながら見ていた
『さて、そろそろ寝よう』
そう云い
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» 本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします…(_ _) (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 麗さん» 教えてくださり、本当にありがとうございます。因みに41ページは多分、その時の私は「肩」と言う文字を間違えてしまったと思います(汗 (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 44ページの 炭治郎を怪我していない方の左手首を掴み 貴方を包む とありますが炭治郎をだと不自然な文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 41ページの 男性の方をある人が取った とありますが取ったとはどういう意味でしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 20ページの、吹いたとありますが拭いただと思います (2020年10月6日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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