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宮舘行方不明事件 ページ7
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阿部side
ただいまーと言う声とドアの閉まる音がしたのは
翔太の顔が眠さで死んでたから
結構夜遅くだったと思う。
玄関の方から歩いてきたのは
部屋の内装でみんなが予想していたように女性だった。
酔っぱらっているのか、ふらふらした足取り。
しばらく家の中で様子をうかがっていると
リビング、台所の電気を付け、水を飲んだあと
電気を付けたまま他の部屋に行ってしまった。
「電気つけっぱのだらしない女は嫌いだ！」
と勝手に１人怒っている翔太をほっときながら
今しかチャンスはない！と舘さま探しに出た。
何とか下に降り、他の部屋へと続く
廊下までたどり着いた。
廊下から見える部屋は左右に1部屋ずつ。
どちらも電気が付いている。
「居ないのに全部つける意味ある？ねえ？」
周りに同意を求める翔太を置いといて
どっちに行くか相談。
困ったときは直感を信じるって言うじゃん！という
ふっかの提案により、どっちに舘さまが居るか
直感で感じる部屋を指差し多数決で決めることに。
「「せーの！」」
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作者名：もこ | 作成日時：2016年4月7日 19時
