宮舘行方不明事件 ページ6
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阿部side
あべさくで家の周りをふらふら。
12時だけど、この日の入りからして
暗くなるのは早そうだな…
家主は女性ぽいし、帰りが遅いからか
所々、カーテンがしまっている。暗くなったら
注意しないとかなと考えていれば
「ねー！阿部ちゃん！ほらここ、飛び降りれそう！！」
近くにいるのになぜか大声で話す佐久間。
こいつが一番要注意。
「降りたら戻ってこれないけど。
それでも良いならどうぞ？」
「もー！阿部ちゃん冷たい！」
みんなから離れたら絶対、
佐久間が一番に居なくなるパターンだからな！と
きつい注意と今日は勝手にふらふら行かない約束をした。
それでも探検癖は収まらないようで
家の軒下に一度入ってみたかったんだよねと
テラスの軒下入る佐久間。
家じゃないけどいいのかな？と思いつつも
姿が見える範囲の為承諾。
その後も家の周りをふらふらと言いつつも
片道15分かかったところまで来てたりしたので
早めに家へ戻ることにした。
家へ戻ると、ふっかと翔太はソファーでごろごろ。
その近くで照は汗を流している。
舘さまが居ないことを不思議に思い、尋ねると
けっこう前に出てったよと話すふっか。
「え、一人で行ったの？」
うん。ちょっと出てくるって言ってたから。
って呑気な年長。
けっこう前に出てったなら、
もうちょっとどころでは無くなってる。
暗くなっても戻ってこない舘さまに
少しずつ心配をし始めるみんな。
今から探しに行くのは俺らも危険ということで
家主が帰って来るのを待つことになった。
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作者名：もこ | 作成日時：2016年4月7日 19時
