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二「何か不気味だな…」
千「どうしよう、殺人予告？」
二「まだ死にたくない！」
横「ほら、騒がない。落ち着けって。きっと何かのイタズラだろうし。」
横尾さんがしゃべり終えるのを待っていたかのようにタイミングよく再び白い画面へと切り替わる。そしてその白い画面に映し出された文字に俺らは凍りついた。
“24時間以内に自分以外の全員を殺せ。一人だけが生き残れる。自分が生き残れることだけを考えろ。”
玉「気味悪。でもイタズラでしょ？どーせ。」
“手始めに一人殺してみよう。右から二番目のロッカーをあけろ。”
藤「ロッカー？」
横「俺が開けてくる。」
横尾さんがロッカーを開けた瞬間一人の男性が横尾さんへともたれかかった。
二「え…」
その男性は間違いなく俺らのマネージャーだった。横尾さんは振り払うようにマネージャーをロッカーへと戻した。
横「ダメだ、死んでる。」
北「嘘だろ…」
“これで本気だってことがわかったか？お前らには一人一つの武器を用意する。それを頼りに生き残るんだ。”
宮「武器ってあそこにあるカバンに入ってんのかな？」
宮田が指差す先にはイニシャルがかかれた大小様々なカバンだった。俺らは各々そのカバンを取った。
横「これからどうする？」
二「まじで殺すの？」
ニカの言葉に対して返事をする者は誰も居なかった。
藤「取り敢えずお互いの武器は見ない方がいいんじゃないかな。」
横「そうだな、じゃあ自分のを確認するために一人ずつ別々の部屋に行くか。」
俺らは緊急避難経路にかかれた地図を頼りにしながら一人ずつ待機部屋を決め、一時間後にこの楽屋に集合することになった。
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作者名：わたゆう | 作成日時：2016年3月26日 19時
