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ここは人気も少ない廃倉庫街。ある倉庫の中では2人の男が話をしている。いや、1人の男がもう1人の男に自身の羽で作った剣を首元に突きつけている。
「色々話が違ってた。」
「そうだっけ？」
「もっと仲良くできないかな、荼毘。」
2人の男は知り合いではありそうだが、仲間と言うには雰囲気が重たい。にらみ合い、お互いの腹を探り合っているようだった。
荼毘「ザコ羽しか残ってなかったんじゃねぇのか？」
「噓つきと丸腰で会うわけにはいかなかったからな。予定じゃ明日、街中じゃなく海沿いの工場だったハズだ。それにあの脳無、これまでのと明らかに次元が違ってた。そういうのは予め言っといてほしいな。」
男は荼毘と呼ばれた男の首元にあてがっている剣に更に力を籠め、険しい表情で睨む。一方荼毘と呼ばれた男は飄々とした態度は変わらない。
荼毘「気が変わったんだ。脳無の性能テストって予め言わなかっったっけか。しかし違うというならそっちもだぜ？“適当な強い奴”って言ったろ。NO.1じゃテストにならねぇ。程度を考えろ。」
「NO.1に大ダメージ。喜ばれると思ったんだけどな。約束は破ってない。反故にしたのはそっちだ。」
荼毘「いきなりNO.2ヒーローを信用しろって方が無茶だぜ。今回はお前の信用テストでもあった。なんで今日のアレが死者がゼロで済んでる？
？俺たちに共感して協力願い出た男の行動とは思えねえや。」
「こっちもヒーローとしての体裁があるんだって。ヒーローとしての信用を失う訳にはいかない。信用が高い程、仕入れられる情報の質も上がる。あんたらの利益のためだ。もうちょい長い目で見れんかな。」
荼毘はフッと鼻で笑いもう1人の男とすれ違う。
「連合の為を思うからこそだよ、荼毘。」
荼毘「まァ...とりあえずまだボスには合わせらんねえな。そうそう、呪術師にも手ぇだすなよ。」
「？さっきも思ったが、荼毘。お前あの子と知り合いなのか？」
荼毘「知り合い...。そうだな。一度あいつとやりやってみてえとは思うぜ。それにアイツ、いずれはこっち側に引きずりこんでやろうと思ってな。
また連絡するよ、ホークス。」
ホークスは帰り道、考え込んでいた。自分の所属長である公安の上の人間に敵連合にとり入れとの指令を受け、敵連合とつながっているホークス。
エンデヴァーの病室をガラリと開けるとちょうど目を覚ましたのか包帯だらけの顔がエンデヴァーがこちらを見ていた。
side終了
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すぴの〜ね＠Spinone_urtk(プロフ) - 歌詞の無断転載は禁止されています。注意して下さい。そして、そのページを消して下さい。 (2022年11月28日 16時) (
レス) @page11 id: b5e15e9d1b (このIDを非表示/違反報告)
静江(プロフ) - いつも応援しております。ちなみに今年は2022年です。ページ42のご挨拶，最後だけタイムスリップしてますよ〜 (2022年10月29日 20時) (レス) @page42 id: 5c1a2b17b4 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - この小説を初期の頃から楽しん出ました。素敵な作品をありがとうございます。続編待ってます！ (2022年10月28日 6時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむず - いつも楽しんで読ませていただいています！間違っていたら申し訳ないのですが、いちばん新しい話数が232から234に飛んでいませんでしょうか？次の更新も楽しみに待ってます！ (2022年10月5日 22時) (レス) @page34 id: 5833a3fe00 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 一から全て読みました〜！めちゃくちゃ好みでやばいです（語彙力 続き待ってます！(*^▽^*) (2022年8月20日 13時) (レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2022年3月28日 21時
