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天喰side
この説明会(？)の前にイレイザーヘッドから紹介しておく一年生がいるとは言われていた。それがさっきまで動かなかったこの五条さんだという。
通形「君だったんだね！！じゃあ、遠慮なく行かせてもらうよ！」
『はい！いつでもどうぞ。』
ミリオはまた地面に沈んだ。一方五条さんは不敵に微笑んだまま目を閉じてその場から動かずにいる。
波動「ねぇねぇ五条さん動かないね！どうするのかな！不思議！！」
波動さんの言う通り、これからミリオ相手にどうするのか、気になり壁に背を預け彼女を見る。
通形「！！！」
ミリオが地面から飛び出るのとほぼ同時に五条さんはミリオのいる方にくるりと体を向ける。まるで最初からそこに出ることが、出るタイミングが分かっていたように。ミリオは驚きはしたが、そのまま五条さんの鳩尾に決めにかかる。
『...。“引”。』
五条さんが人差し指を立て、指を右に振る。ミリオは個性を発動しなかったはずだが、五条さんにその拳が届くことなくすり抜ける。
通形「おおっと！？」
ミリオはすぐに次の攻撃に移ったが何度も攻撃が彼女に届くとことはない。
『フフ。“錠”。』
今度は指を左に振る。五条さんが走りだし、ミリオの間合い入る。素早くかがんでミリオの足を払いに蹴りを入れる。しかしミリオの個性なら...
(ズザッ！)
『チェックメイト、ですね。先輩♡』
「「「！！！？？？」」」
個性を発動したはずのミリオは、彼女に足払いされ地面に尻もちをついており、五条さんが人差し指をミリオの眉間に当てている。いたずらが成功したような無邪気な笑顔で。
相澤「そこまでだ。」
『ふー！うまくいった！！よっしゃ！！これで実用性出たぞこの技〜！！』
イレイザーヘッドの声がかかり五条さんはミリオから離れる。嬉しそうに笑っている彼女が初めて彼らと同じ1年生に見えた。
『改めまして。東京都立呪術高等専門学校1年、特級呪術師の五条Aです。先輩方、よろしくお願いします。』
未だ呆けているミリオに手を差し出して彼女はそう言った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
オリジナルの新技2つ考えました！
次のお話で少し解説入れます...！
少し無理やり感ありますが多めに見てください...！！！
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ふらん - すごく面白いです！q(≧▽≦q) (2022年3月31日 23時) (
レス) @page29 id: 42c7e56832 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 続編楽しみすぎます！！！素敵なお話をいつもありがとうございます！！！ (2021年12月21日 21時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅた(プロフ) - 続編楽しみです!これからもずっと応援してまーすo(｀ω´ )o (2021年12月20日 21時) (レス) @page42 id: 54ac1ac5aa (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - いきなりですが、アオハルかよ!!!轟かっけぇ (2021年12月20日 3時) (レス) @page40 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってましたっっ！！！更新ありがとうございますーーー！！！！ (2021年12月17日 0時) (レス) @page32 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年10月24日 19時
