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そこには腕を組んでいる真依さんと真依さんの後ろからひょっこり顔を出す霞ちゃん。あら珍しい。真依さんはヒーローとか私以上に嫌いって言ってたのに。どこのヒーロー科も似たようなものなんだなと感心する。
夜嵐「真依さん！！スンマセン！！すぐ行きます！！」
夜嵐イナサは手を振りながら士傑高校の列に戻っていく。私が意外そうに真依さんを見ているとフイと顔を逸らす。
『真依さん、もしかして...？』
真依「なっ！そんなわけないでしょ！！」
『え〜。私何も言ってないじゃないですかぁ〜。』
ワハハと真衣さんをからかうと徐々に顔を赤くする真依さん。まさかとは思ったが、そういうことらしい。霞ちゃんは訳が分からず私と真依さんの顔を交互に見ている。うん、可愛い。
轟「A。俺らも帰るぞ。」
『あ、焦凍君。分かった。』
今度はあちら2人が私と焦凍君を見て固まる。徐々に顔がにやけて私を見る。
真依「あらあら〜。あんたもかなりのヒーロー嫌いだったくせに、まさか彼氏なの？」
三輪「はわわわ...。」
『...。そう。私の彼氏。かっこいいでしょ！！』
「「！！？？」」
以前の私ならブチ切れて怒ってただろうな。でも今の私は違う。ヒーローにもいい人はいるってこのクラスに教えられた。高専の皆と同じように守りたいと思う人たち。そんな中でも焦凍君には教えられたものも多い。自慢できる彼氏だ。
『じゃあまた！！今度はいつ会えるか分かりませんけど！！』
轟「...。」
焦凍君の手を引き雄英のバスに向かって走る。それがあだとなったのかバスは焦凍君の横に座り寮に着くまで爆睡しました。
轟side
つい最近晴れて恋人になったAはあまり付き合っていることを公にしたがらない。俺も別に誰彼構わず言いふらしたい訳でもないが、クラスの奴や姉さんには言ってある。Aは高専の奴らにも、兄にも交際の事は言いたくなさそうだった。
試験前日の夜、高専の奴らと電話していたA。廊下まで楽しそうな声が微かに聞こえる。俺らの前とはまた違う様子に劣等感を感じる。まだ俺の知らないAを見てみたい。そう思い電話越しでも聞こえるまで近づき声をかけた。もやもやとした心の痛みは気づかないふりをした。
試験では夜嵐に喧嘩を売られまんまと煽りに乗ってしまい試験は不合格。3か月後に再試験となった。会場の外にいたAは何故かボロボロだった。理由も聞いたがうまくごまかされた。
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む - 楽しく読ませて頂いてましたが付き合うキャラが出てくるのなら表記した方がよいのではと思いコメント失礼致します。続きも頑張ってください。 (2021年11月6日 3時) (
レス) @page30 id: 58d28af279 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - Part3完結おめでとう!!!Part4になってもついていきます！！！頑張ってください!!!! (2021年10月22日 21時) (レス) @page42 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒｕ - えっ六眼って五条悟がいるからうまれないんじゃなかったっけ17巻に書いてあったけど違うのかな？はなな様すみません決してアンチコメントでは、ありません。更新頑張って下さい (2021年10月17日 14時) (レス) id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新あざーす！！待って?かっちゃん本音可愛すぎ。 (2021年10月15日 6時) (レス) @page40 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 更新ありがとうございまーす!!!!しょうとぉぉぉぉぉ。よく言ったな。ツンデレマンが。後、真衣さん可愛くね？三輪ちゃんも動きを想像できた。(？) (2021年10月12日 6時) (レス) @page38 id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2021年9月24日 16時
