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玄関の扉が開いて閉じる音が聞こえる。
K「ただいまー」
大好きな声が微かに離れたキッチンまで聞こえてきて、俺は火を一旦止めて玄関に向かった。
「おかえり。宏光」
随分細くなってしまった体を大切に抱きしめる。
少し前までは、帰ってきていきなり抱きつかれて驚いていた宏光だけど
K「ただいま。太輔」
最近毎日こんな様子の俺にもう驚かなくなって、スッと細い腕を背中に回してくれる。
K「毎日毎日玄関まで来なくていいのに(笑)」
「来たくて来てるからいいの〜。今日はシチュー作ったよ」
K「そっか(笑)シチュー楽しみだな〜」
あれから…俺は、絶対にもう宏光を不安な想いなんてさせないと決めた。
絶対離さないし、ずっと近くにいるって。
何よりも大切にするって。
「おいしい？」
K「うん。めっちゃうまい」
「美味しそうに食べてくれる顔、俺超好きだわ」
K「…やめろよ恥ずかしいな」
あんな日々を宏光に送らせてしまったから、俺はこれまでよりももっと分かりやすく愛情表現をするようにしている。
こっちばっか見てないでお前も食えよと言われ、俺もシチューを口に運ぶ。
K「おいしかった〜腹いっぱい」
「良かった」
痩せてしまって、少し胃が小さくなってしまったのか、宏光は少食の俺と大体同じ量で満腹になるようになった。
少し前に、メンバーと大好きな焼肉に行ったらしいが、そこにいたメンバーから、以前と比べると全然食べてなかったと…話を聞いた。
K「…どうした？」
こうしてしまったのは紛れもなく俺だから…
宏光が元に戻れるように、絶対に傍で支え続けるんだ。
「俺、これからは宏光を幸せにする」
急にそう言われて、目を丸くした宏光がその後すぐ、にこっと笑顔になる。
K「今、俺はもう太輔に幸せにしてもらってるよ」
この笑顔を絶対守ると決めた。
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氷 - 北山宏光君のドラマ新聞社の女の人スッゴい強引に家に入れてやらしい事してました。北山宏光君大好きです (2022年2月12日 10時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - あやりさん» コメントありがとうございます。2人の幸せを願っていただけて、作者として嬉しいです！笑 (2021年9月30日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
あやり(プロフ) - このお2人に穏やかな幸せが訪れますように...♡ (2021年9月26日 0時) (レス) @page33 id: 379a52cc0f (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - ふみさん» コメントありがとうございます。本編から読んでいただき嬉しいです。うまく書けるかわかりませんが、これからも読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年9月13日 4時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - こんばんは、アフターストーリーありがとうございます!!更新楽しみにしています。 (2021年9月12日 21時) (レス) id: 1827b6c1cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2021年9月12日 1時
