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北山とマネージャーさんのおかけで
俺は薬を飲むことができた。

「ありがとうございました。」

マネージャーさんは最後まで
笑顔だった。



薬を飲んだら少しは楽になって
これなら動けそう。

やっぱり1人になったら
北山が恋しくなる。

まだ帰ってこないのかな。
さっきからこればっかり考えてる。

俺はリビングのソファまで
歩いてたどり着くとその上に座った。

寝てなきゃいけないってわかってるけど
北山がいないとさみしくて。

ここで待ってたら
北山怒るかな…。

でも、もうベッドに戻る力
残ってないな…。

時計を見つめながら
うとうとして眠った。

結構時間経ったな。
もう、仕事終わったよな。


何かあったら電話して、
北山の言葉を思い出す。

何もなかったら
かけちゃダメなのかな。

北山がいないと苦しい。
これは“何かあったら”に
等しいよな。

俺は北山に電話をかけた。

ki「どうした?」

かける直前まで、
マネージャーさんが出たら
どうしようって思ってたけど
携帯からは北山の声。

北山は少し焦っているみたいだった。
俺になんかあったと思ったのかな。


「もう…ごほごほ…終わっ、た?」

ki「え?うん。ちょうど終わったとこ。
なんかあった?」

「ううん。ごほごほごほ…まだ…げほっ
かえれ…ごほごほ…ないの?」

ki「今から帰るよ。」

北山の声と一緒にガタガタと音が聞こえる。

荷物まとめてるのかな。


「はやく…げほげほごほ…帰って、
きてね?…ごほごほごほ。」

言葉を発するたびに痛みが走る。

それでも北山に
はやく帰って来て欲しくて
俺は必死で伝えた。


ki「うん。すぐ帰るから。
待っててね。」


北山は俺の気持ちに気づいたのか
優しい声でそういって電話をきった。
北山の言葉を聞いたら
安心して急に力が抜けた。

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みつらーぶ(プロフ) - えりおんさん» 更新しました!藤北愛感じていただけて嬉しいです!ありがとうございます♪ (2014年8月2日 0時) (レス) id: 41e2761127 (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - ゆきさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!ありがとうございます!2のほうでもそう思っていただけるようにがんばりますね! (2014年8月2日 0時) (レス) id: 41e2761127 (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - まりぶさん» たくさんのコメントありがとうございました!すごく頑張る力になっていました!文章力も表現力もまだまだな私ですが、これからも頑張るので引き続き読んでいただけたら嬉しいです! (2014年8月2日 0時) (レス) id: 41e2761127 (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - みおみおさん» ここまで読んて下さり本当にありがとうございます!みおみおさんに読んでいただけてすごくすごく嬉しかったです!続きも頑張っていきます! (2014年8月2日 0時) (レス) id: 41e2761127 (このIDを非表示/違反報告)
えりおん - 藤北愛が感じられてとてもほっこりします(●´ω`●)更新宜しくお願いします!!! (2014年8月2日 0時) (レス) id: a68e2fe5e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みつらーぶ | 作成日時:2014年7月21日 2時

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