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扉の先を見ると。
「おー太輔!!」
「渉先生!加奈は??」
藤ヶ谷先輩だ。
余程急いできたのか、息を切らしている。
「そこの奥のベットで寝てる。」
そういえばここに来た時から奥のベット埋まってた
な。
「ありがと!」
そういうと藤ヶ谷先輩はカーテンを開けてベットのあ
る場所に入っていった。
ってか学園のアイドルが女の子のお見舞いに保健室に
来るって大スクープじゃね?
「横ちん先生〜。俺ちょっと熱っぽいからベットで横
になっていい?」
ちょっと相手が気になってきた。
「いいぞ〜。バカは風邪ひかないって言うけどあれは
嘘なのかな?あと、これから会議で抜けるから、下校
時間までには帰るんだぞ」
「うるせぇ!笑」
藤ヶ谷先輩達がいるベットの隣のベットに入った。
「…っひっく…」
女の子の泣き声がする。
ま、ちょっと眠かったし、休憩がてら…
そっと隣のベットのカーテン開けて覗いてみた。
「…!!!!」
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あずきいろ
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作者名:Yammy | 作成日時:2020年4月8日 9時