▼ ページ29
Aside
__此処までの無言時間、約三分。
話に全く着いていけないまま、話は着々と進む。
流石に何か返事をしなければ、なんて思い、取り敢えず『え…あ、うん』と曖昧な返事を残した。
その様子に傑はけらりと笑い、私を見詰める。
「まあ、そういう事だよ。ピンと来なければこの話は忘れてしまって構わない。時間を使ってしまい、悪かったね」
…忘れようにも意味が理解できなさすぎて忘れられないんですけど…?
いや、私の理解力が足りないのか。
そう感じると急に申し訳なささが込み上げ、自分が嫌になる。
「だっ…大丈夫。
取り敢えず、体術の練習、合流しないと…先、行ってるね!」
居たたまれなくなった私は椅子から立ち上がり、そそくさと退出した。
◇
硝子side
「お、A来た来た、」
『う、ごめんね!ちょっと、話してて』
「うんうん、分かってるって。」
この後、恐らくAは地獄を見る事になる。
何でかって…?
さっきの作戦。『とことん無視作戦』。
効果は…多分大丈夫だと思う。保証する。
じゃないと、五条に殺される。( 真顔 )
「…で、何話してたのさ」
『うんと…何か、傑と悟が私の事好き?みたいな』
「…んぶっ、」
夏油…まじか、ウケんねー
あー、面白。お腹痛い()
『ちょ…そんな可笑しかった…?』
「うん、最っ高に面白い。」
つか、五条がAの事好きなの、知っちゃったんだ。
ま、何度も言うけど根拠は無い。だけど、分り易すぎでしょ、あの態度。
__はー、楽しみ。この後
既に未来予想図が脳内に浮かんでいた。
---------------
59人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
辛味噌らぁめん(プロフ) - プスメラウィッチさん» あ、微妙な五条悟オチで一応完結してます!! ありがとうございます! (2021年4月3日 7時) (レス) id: b998454b66 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月3日 1時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
辛味噌らぁめん(プロフ) - ふらっぺさん» わ、ありがとうございます !! 頑張ります ! (2021年3月21日 21時) (レス) id: 8b5fb8a06d (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - めっちゃきゅーんってなりました!!更新頑張ってください、応援してます!! (2021年3月21日 19時) (レス) id: bcf3d49fc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:辛味噌らぁめん | 作成日時:2021年3月4日 20時