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Aside
『…ちょ、でも傑…授業始まっちゃうよ…？』
私の半歩先を行く傑の背中に、そう問い掛けた。
しかし、返答は無し。傑は、真っ直ぐ傑の寮室に向かっていた。
「…別に、少しくらい遅れても問題ないよ、」
やっと返事をしたと思ったら、既に傑の寮室に着いていた。
そして傑は寮室の扉を開け、中に入って座るよう促す。
「少し待っていてね、今お茶を出すから。」
『あ…うん。おじゃまします、』
＿＿まさか二日連続で男子の部屋に入るだなんて思わなかった。
そう戸惑いつつ、机の前に置かれた椅子に腰掛けた。
＿＿すると、ポケット内から着信音が鳴る。
誰だろう、と思い画面を見れば、“ 硝子 ” と示されている。
ああでも、悟も硝子の携帯から掛けてくるもんなぁ…なんて思い出せば、『もしもし、』と応えた。
「あ、もしもしA？今、傑の部屋？」
何故？
何故私が傑の部屋に居ると分かったのか、
そんな疑問を抱えつつ、『そうだけど…何で分かったの？』と聞く。
「ん？…ああ、五条に聞いた」
ハっと、先程の状況がフラッシュバックする。
そして唐突に、泣きたくなる程胸が締め付けられた。
『＿＿＿＿』
「…A？」
『……ぁ、何でもない。……そっか、』
自分でも吃驚する程、声が暗い。
何とか明るく保とうとすれば、逆に胸が軋み、涙が滲みそうだった。
「うん。＿＿でさ、もうすぐ始まるから私ら先に外出てる。」
『分かった。私も、終わったらすぐ行くね』
「ん、了解」
通話を終了したという電子音が鳴り、電話が切れた事に気付く。
伏せていた視線を戻せば、いつの間に机の上にはお茶。そして向かいには傑が座っていた。
「硝子かい…？」
『う、うん。先に外出てるって』
「分かったよ。
.
.
＿＿それじゃあ、話そうか」
傑はそう、話を切り出した。
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辛味噌らぁめん(プロフ) - プスメラウィッチさん» あ、微妙な五条悟オチで一応完結してます!! ありがとうございます! (2021年4月3日 7時) (
レス) id: b998454b66 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月3日 1時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
辛味噌らぁめん(プロフ) - ふらっぺさん» わ、ありがとうございます !! 頑張ります ! (2021年3月21日 21時) (レス) id: 8b5fb8a06d (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - めっちゃきゅーんってなりました！！更新頑張ってください、応援してます！！ (2021年3月21日 19時) (レス) id: bcf3d49fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辛味噌らぁめん | 作成日時：2021年3月4日 20時
