聖なる夜に【イヴァン・ブラギンスキ】byはる@四季 ページ11
クリスマス記念のろっさま!元々は小説として書く予定でしたが…短めなので、こちらで!
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「僕が大人になったら、君を…Aちゃんのことをこの場所のこの時間に迎えに行くよ。約束だからね!」
「約束だよ、イヴァン。私待ってるからね?」
イヴァンの大きな手が小さなAの体を大きく包み込む。
その日はクリスマスイヴだった。Aの幼馴染であるイヴァンは翌日、父親の仕事の都合で引っ越す。
13歳の幼馴染2人が交わした小さな約束。それが物語を動かす鍵だったのだ。
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翌日。イヴァンは新幹線に乗って新しい地へと家族と共に旅立った。
本人たちは嫌だとしても、一度大人の事情に巻き込まれてしまえば中学生の力などは無力なのだ。
離れ離れになってからお互いの時はゆっくりと過ぎていった。
一緒にいた時と時の速さは変わらないはずなのに、とても長く感じる。大切な人が近くに居ないとはきっとそういう事なのだろう。
遠く離れてもお互いがお互いのことを想っているのだった。
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あの日から、13歳のクリスマスイヴから時は1年、2年、3年と流れていく。
大きく動いたのは4年目の夏。7月にA宛の手紙が届いたのだ。
差出人にはイヴァンの名。Aがずつと待っていた名前だった。
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はる@四季(プロフ) - しまさん» 大丈夫でしたか、あれで…?見返したら改行使い過ぎてました… (2023年1月4日 13時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - リクエスト、受けてくださってありがとうございました…!もう尊さで消し飛んでしまいそうでした…((ありがとうございました!! (2023年1月4日 11時) (レス) @page18 id: 662a11b162 (このIDを非表示/違反報告)
はる@四季(プロフ) - 空木さん» 本当ですね。ご指摘ありがとうございます。全て修正しておきます (2023年1月2日 17時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
空木(プロフ) - 人名表記のことなのですが…フランシス・ボヌフォワだと思います…! (2023年1月2日 16時) (レス) id: f355203805 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - リクエスト受けてくださりありがとうございます! (2023年1月1日 23時) (レス) @page17 id: a4aa5f5f69 (このIDを非表示/違反報告)
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