_二狛_ ページ5
−なぁ、あの噂知ってるか?−
−何の噂だよ。−
−護り神の噂だよ。−
»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»»
女の息切れと走る音がする
「生き肝ぉ…よこせぇ…」
妖が生き肝欲しさに女に迫る
「あ、あぁ。」
「誰か、誰かぁ!」
『_其処のお方、伏せてください。』
不意に声が響く
「ギャアァァァァァ」
その瞬間、妖は二つに斬れた
「ぁ、ぁ…」
『もう大丈夫ですよ。』
なびく若草色の長い髪と静かに向けた色素の抜けた緑の目、美しい着物と羽織、その姿はさながら護り神
「神…さ、ま……」
『そんなに凄い者ではありませんが。まぁ、大丈夫そうですね。』
−その護り神は見返りなど関係無く人を助けるらしい。−
−俺も助けられてみたいな…−
_今日も護り神は人を助ける。宛も無く漂いながら_
----------------------------------
何だかよくわからなくなってしまった。
一応、鏡夜さんは護り神として噂されてるということで。
次回は色々と鏡夜さんの生活が変わる予定です…(予定ですよ?)
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神下狛犬 | 作成日時:2019年2月6日 0時