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こんな事しか出来ひんかった。
あの屋上から、つれ出すしか。
そんな事しか、してあげられへんかった。
ｶﾞﾁｬｯ！……
大「はぁ…はぁ……。」
錦「…ゴメンな？」
大「んーん。……嬉しい(ﾆｺｯ」
錦「……なんで？なんで、もう居らんの？……普通に付き合いたかった……。」
大「俺やって、生きてたかったし…」
大「今日やねん。…俺が落ちた日。」
錦「え？…嘘…やん。」
大「ホンマ。」
大倉の口調は、妙に落ち着いていた。
大「亮ちゃん。」
錦「ん？」
大「ありがとう。」
錦「え？何が？(笑)」
大「俺んこと好きになってくれたこと。いっぱい、話してくれたこと。俺に気付いてくれたこと。
……最後に、亮ちゃんの家まで、つれ出してくれたこと。」
錦「……おん。」
大「最後にさ、ワガママ…言うてもエエかな？」
『最後』って言葉が、胸に刺さる。
錦「…エエよ。」
大「亮ちゃんとキスしたい。」
錦「…おん。」
大倉が目を閉じる。
唇が当たって、
少し長く、キスした。
ﾁｭｯ……
大「ありがと…(ﾆｺｯ」
大倉が笑って、少しずつ消え始めた。
錦「大倉っ！それっ……」
大「もう、お別れやね(笑)……亮ちゃん。…幸せやった。ありがとう(ﾆｺｯ」
錦「大倉！好きやで？」
大「俺も、好き。
なぁ、亮ちゃん……約束して？…………………」
錦「わかった。好きやで。忠義。」
大「じゃぁ………」
大倉はその日に、儚く消えてしまった
途切れた「じゃあね」。
最初で最後の、「忠義」。
初めて、こんなに好きになった人。
初めての好きな人との別れ。
俺の高校2年生の夏は、永遠に忘れられない記憶となった。
『俺が居らんくても、笑ってて…』
きっと俺は、これ以上の恋は出来ないのだろう。
end
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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夜義 - 遅くてごめんなさい。見ないかもですが返信はしておきます。夜義、元デカイ唐揚げです(笑)アドバイス、とてもありがたいです。現在はあまり使ってないので、大丈夫です！その7まで進んでるので、読んでいただけると嬉しいです。アドバイスありがとうございました！ (2018年1月16日 0時) (
レス) id: e718196963 (このIDを非表示/違反報告)
うさたぬき。 - アドバイスなんですけど、あんまりスラッシュ（/）を多用しない方がいいと思います・・・。気分悪くしたらごめんなさい！ (2017年10月7日 14時) (レス) id: aefd6688fe (このIDを非表示/違反報告)
デカイ唐揚げ - naaさん» 遅れちゃってるんですが(笑)リクありがとうございます！すば倉、書かせていただきます！ (2016年8月9日 1時) (レス) id: c1b6b5012d (このIDを非表示/違反報告)
naa(プロフ) - リクお願いします！ リアル設定ですばる君が大倉君を溺愛しててメンバーも見てて恥ずかしいくらいに甘やかしてるお話がみたいです！よろしくお願いいたします！ (2016年8月8日 8時) (レス) id: cba993f76e (このIDを非表示/違反報告)
初雪 - 面白いです!!『もう居ない彼』ヤバイですね!!続編むっちゃ気になります♪これからも更新頑張って下さい♪ (2016年7月29日 22時) (レス) id: 8836488947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デカイ唐揚げ | 作成日時：2016年7月17日 17時
