◇雷 ページ28
あれから数日が経ち
何の変哲もない日常を各々過ごしていた
ザァアアア…
今日は生憎の雨めである
いつもの業務をこなそうと部屋から出ると彼女が廊下をウロウロと行ったり来たりしていた
「お…おはようA」
『…せ…しょ…オハヨ』ソワソワ
「どうかしたのか？何故彷徨いている」
『あっ…えっと…自分でも…わからなくて』
「Aさっきからこの状態でね？」
「自分自身でも分かっていないのか？」
ザァアアアァアア───────
「む…雨脚が強くなった。今日は出掛けるの控えよう」
窓を見ると先程より雨風が強まり窓を激しく打ちつけていた
ゴロゴロォオ……
『しょ……ふ…た』
「ん？どうしたの？Aもしかしてカッ
バリバリバリバリッ!!!!
「近くに落ちたようだな」
「うわっびっくりした………てあれ⁈A⁈」
「何⁈」
彼女が消えた…
いや、カウンターの下に頭を抱えて丸まっている
「あはっ…ふふっAっ…雷怖いの？(可愛いー！」
『お……おへそとられる……ひぃ…』ガタガタガダガタ
「ふっ……っ……だ…大丈夫だA。取られはしない……くっ……大丈夫だA」
(鍾離さん変な笑い方で笑うのやめてよっっっ)
(ハハっ…すまない…あまりの可愛さに笑みが)
「大丈夫だからそこから出てこいっ…」
『ミ゜』
「ミ゜って言った」
「せめて分かる現語で頼む」
そうこうしていると、入り口の扉が開く
「ごめんちょっと雨宿りさせてくれないかな？……って何してるの」
そこにはびしょ濡れになったタルタリヤの姿があった。
「まだ営業時間ではない」
「そんな事言わないでさ？ね？雨が落ち着くまでで良いからさ♪そんな事より二人して何してるの？」
猫でもいるの？と彼等と同じくしゃがんで見ると
そこには頭を抱えて丸まっている彼女が(二回目
「何だAちゃんじゃないか？あれもしかして君カッ
『ミ゜⁈』
「ミ゜って言ったね」
「せめて分かる言葉で言ってくれないかな？」
「A雷怖いんだって♪」
「成る程ねっ……俺に任せて？大丈夫だyドォオオオオオオン
ガッ「ゔっ」ゴチン
『うぁああああおへそがぁあああ』
「だぃ…だははははっ」
「だっ…大丈夫だっ」
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます！鍾離先生の二人称を意図的に変えています！後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです！モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません！おそらく鍾離先生の二人称は（君）ではなく（お前）だと思われます（汗）でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので！お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ！とても励みになります！嬉しいっっ更新頑張りますね！♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです！！！更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね！応援してます！ (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月7日 22時
