○20話〈ネオン〉 ページ20
「ネオン、ここが異世界ってところなのか?」
『あぁ、そうみたいだな。景色に風の匂いが違う』
「そうだよな、、どうすりゃいいんだろー?」
『しばらくしたら、手紙の送り主とかが来るんじゃねえか?』
「じゃあ、待機ってわけかー」
それにしても、色んな奴らがいるな。
まるでアイツらも異世界の者みたいだ。
いや、そうかもしれないな。
「二人も来ちゃったんですね。」
そう、聞き覚えのある声に少しはっとする。
声の主の方を向くとやっぱりだ。
「あ、スオーナか。」
『そう、俺達も飛ばされた。』
スオーナ。
何だかんだ言って仲が良い人物。
スオーナもあの手紙が届いてたんだな。
それから少しスオーナと会話をしスオーナは他の者にも声を掛けに行った。
話回るのも悪くねぇかもしれないが、あの手紙が本当ならこれから1年ここで過ごすんだろうし後で自己紹介的なのやるかもしれねぇからな。
話回らなくてもいいか。
それにしても、でっけー建物だな。
本で読んだことがある、確か学校ってやつだよな。
異世界には学校という、大きな建物がありそこで勉強する。
本にはそう書いてあった。
へぇー、ここが学校か。
そう思って少し興味を抱いて学校を見渡してるとシナローに名前を呼ばれた。
『どした?』
『顔見知りの者は5人いるじゃないか、それで見覚えのない顔が15人ぐらい。つまりはどういうこと?』
そう質問してくるシナロー。
俺は少し考えてシナローに答える。
『俺達と同じように5人ずつに顔見知りの者達で分けられているなら20÷5で4だから、、4つのグループに分けられて5人ずつ来てるってことになるな』
まぁ、それでも見覚えのないやつが多いから違う世界から来てるのかも知れないけどっと付け足して言う。
するとシナローは納得したのか、また何か考え始めた。
はぁ、手紙の送り主は何がしたいんだか。
さっさっと姿を現してくれないか…
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紅葉@学生人(プロフ) - 更新終わりました! (2019年9月22日 16時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉@学生人(プロフ) - 更新します! (2019年9月22日 15時) (レス) id: f9fa943488 (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新しました! (2019年9月7日 19時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
柄餅(プロフ) - 更新します (2019年9月7日 18時) (レス) id: 89bccbc21d (このIDを非表示/違反報告)
むむー(プロフ) - 更新しました!! (2019年9月7日 17時) (レス) id: 530d6c09d3 (このIDを非表示/違反報告)
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