Love and Dependence Ⅱ (ページ2)

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ｋ「しょっぴーまだ来んの？」

ｉ「なんで康二もいるんだよ」

ｋ「それ言ったら照兄だってふっかさんについてきたんやろ？お互い様やん」

ｆ「いや、そもそもは俺と翔太が二人で会う予定だったの！勝手に揉めんな！」

職場でついうっかり今日は翔太と飲みに行くと言ってしまったことが事の発端で。

前々からラウの口から “ しよっぴー ” の存在を聞いて気になっていたらしい康二が、照と同様についてくると言い出した。

来ても人見知りするだろとか遠回しに拒否したけど、「なんかしょっぴーには人見知りせん気がする」とかわけわかんないこと言ってついてきた。

しばらく揉めている2人をラウが仲裁するというなんとも情けない様子を眺めていると携帯に連絡が入った。

ｓ『もうすぐ着くわ』

ｆ『康二が早く翔太に会いたいってうるさくてさ』

ｓ『照ももういんの？』

ｆ『みんな来てるからはやく来い』

携帯から目を離すと3人がこっちをじっと見ていた。

ｋ「来るんやろ？そろそろ」

ｒ「来るの！？しょっぴー！」

ｆ「あとちょっとで来るよ」

ウキウキの2人とは違って照は俺を睨むように見てくる。

ｆ「なに、どした」

ｉ「別に…？」

ｆ「んだよ、じゃあ睨むな」

「睨んでないし」と拗ねた子供みたいにつぶやく照を見て康二が口を挟んできた。

ｋ「ふっかさん分かってないなぁ〜照兄のこと」

ｆ「は？」

ｋ「照兄のこの顔は、“ 翔太に会わせたくねぇ〜 ” っていう気持ちの現れやね」

ｆ「翔太は別にただの同級生だろ。照も同じ学校だったし」

そう言うと、康二は人差し指を左右に振るむかつく仕草をした後に探偵みたいな口調でこう言った。

ｋ「しょっぴーってΩ、なんやろ？」

ｆ「そうだよ」

ｋ「やから照兄も余計に気になっちゃう、みたいな」

ｆ「そういうもん？」

ｋ「そういうもんやろ」