#002 part>2 ページ9
(赤ティンさんの言う通り、だよね・・)
次からは気を付けないと・・・
(反省反省・・・っと!?うわ、もう6時だ!)
朝食の準備に間に合わなくなっちゃう!
わたしは急いで自分の部屋に戻ることにした。
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部屋に帰ってから髪の毛を乾かし、気が付けば6時半。
急いでキッチンに向かうと、そこにはりぶさんがいた。
『おはようございます。』
り「ああ。Aちゃんおはよう」
『なにしてるんですか?』
り「ん?いや、皆のご飯を作ろうと思ってね。」
そう言って、冷蔵庫から野菜を取り出した。
『あ、私も手伝いますね』
り「あ、ホント?ありがとう」
『いえ』
わたしは部屋から持参してきたエプロンをかける。
すると、何故かりぶさんがわたしのことをじーっと見ている。
一体なんだろ?
『ど、どうかしました?』
り「いやー、やっぱり女の子のエプロン姿はいいよねーと思って」
『そ、そうですか?』
り「うん。さまになってるよ。」
『あ、ありがとうございます///』
ーーと、その時、
天「あーーーっ!!!!!
りぶさんとAちゃんがイチャイチャしてる!!!!!!」
可愛い声がリビングに響きわたる。
り「・・・天月」
天「ずるいずるい!いつの間に!」
り「いや、あのね・・・」
天「言い訳はダメだよ!りぶさん!」
り「・・・はぁ」
りぶさんが、隣でため息をつく。
『あ、あのっ・・・!』
わたしは誤解を解こうとして天月君に説明をする。
『天月君誤解で・・・、ただ、わたしが朝食を手伝おうとしただけなの。』
天「・・・ホント?」
『うん。』
天「なら、良かったぁ〜」
天月君が安堵の笑顔を見せる。
癒されるなぁ・・・
り「Aちゃん、ありがとう
じゃ、朝食作っちゃおうか。」
『はいっ!』
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その後、そらる君が起きてきて、起きてないのはまふ君と赤ティンさんだけだった。
赤ティンさんは早朝に帰ってきたから、仕方ないとしてまふ君は、起こさないといけない。
(起こさないと)
わたしはそらる君に言った。
『あの、まふ君起こしてきますね』
そ「あ、ごめんね、ありがとう。」
急いで2階に向かう。
まふ君の部屋は確か、1番端っこって言ってたな・・・
コンコン
返事がない。
「まふ君?入るよー?」
ガチャ・・・
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作者名:ぱんだ | 作成日時:2013年12月25日 13時