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#003 part>2 ページ14

(お、おいしー・・・!!)


そのふわふわさ、とろとろにプチ感動してると・・・




ガチャ・・・



リビングのドアが開いた。




そこには、頭をボリボリとかきながら眠そうに立っている赤ティンさんがいた。


り「あれ、ティン君おはよう。
珍しいねー」

そ「あ、紹介するよ、Aちゃん。
アイツは赤ティン、歌い手だよ。」


『あっ・・・、は、初めまして・・・』


赤ティンさんが1回こっちに目を向けるがすぐに逸らして、ぶっきらぼうに言った。


赤「・・・・・・よろしく。」


り「Aちゃん、ごめんね
ティン君はこういう奴だから」


天「でもね、ティン君優しいんだよ!!」


天月君が隣でニコニコしながら教えてくれる。




そんなことを言われても・・・



(うー、やっぱり気まずいな・・・)



あの恰好見せちゃったし・・・







あー、もう気にしない!!



『赤ティンさん、ご飯食べますよね?』

戸惑いを振り切るように明るく振舞った。


赤「・・・・・・うん。」


『今、用意しますね。』


私は逃げるようにキッチンに逃げ込んだ。




(普通に接しないと・・・)



そらる君とかはかんがいいから、すぐにバレてしまう。





(ああは言われたけどやっぱり迷惑はかけられないよね)





なるべく、普通普通普通普通・・・



すると、私の携帯電話が鳴り出した。




『はい?』


お「あ、Aちゃん?おばあちゃんよ。」


『おばあちゃん!?』

私は思わず声が大きくなる。


『元気だった?ちゃんと食べてる?リハビリ順調?』


お「おばあちゃんは大丈夫よ。
それより、いいお知らせがあるのよ〜」


『いいお知らせ?』


お「実はね・・・」




それを、聞いたときわたしは大声をだしていた・・・



『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?』









ま「ど、どうしたの!?」


空になった茶碗を持って来たまふ君が訪ねる。


そのあと、続々と皆がやってきた。







『あ、あの・・・









おばあちゃんが沖縄旅行券当たったって・・・』

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作者名:ぱんだ | 作成日時:2013年12月25日 13時

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