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あ、あたま…ポンポンされちゃった…。
太「さ、Aが帰るって言うから、俺もここまでにしようかな
送ってくよ。夜道危ないし」
「そ、そんな!悪いよ…!」
太「いーの、男は女性を守る義務があるから」
言いながら、残りのウーロンハイをグイッと飲み干した
太「…っはぁ、美味かった。美味しいもの教えてくれてありがとう。」
太輔は高そうな上着を着た。
似合うなぁ…。
お会計の前、太輔は「俺が誘ったんだから払わせて」と言ったけど
さすがにそれは申し訳ないので、今日は私が払うことにした。
太輔は今日初めて、不満そうな顔を見せて
「なんか情けないじゃん、俺。じゃあ次は俺が払うから。次こそは。」
って、次があることを教えてくれた。
よかった…って
安心して自分がいる。
店を出て、くるっと振り返り太輔が出てくるのを待つ。
引き戸を開けたまま、のれんをくぐって出てくる太輔。
かっこいい、本当に。
太輔は引き戸を閉めてこっちを向いた。
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作者名:momoneko. | 作成日時:2020年1月24日 21時