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「…あ、あぁ、いえ、あの私…なんでしょうか、
藤ヶ谷さん…が、その、飲みたいのは」
太「はい。Aさんと飲みたいんです」
名前を呼ばれたら鼓動がもっと早くなる。
それなのに、追い打ちをかけるように
私のことをじっと見つめる。
あ〜…このまま倒れてしまいそう。
太「俺、正直…Aさんに魅力を感じてて。
会って数分しか経ってないのにこんな事言うの、おかしいのは分かってるんですけど。」
「ほ、ほんとです…おかしいです!」
太「はは。ですよね。でも、本当なんです。
周りの目は、ここなら気にしなくて済みそうですし…
遠慮ならしないでください。」
…そう。
まぁ、いっか…「飲みたいだけ」だもんね。
夢だと思って…やり過ごそうかな。
「…分かりました。」
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作者名:momoneko. | 作成日時:2020年1月24日 21時