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『席変わって!』
そう言ったテヒョンさんは向かい合わせになっている席で無理やり私と席を交換する
テヒョンさんのいた場所に座ると後ろのテーブル...テヒョンさんの背中の向こうには見たことのある制服に身を包む男子高生が3人座っている
『後ろに3人いるでしょ？』
小声でそう言うテヒョンさんはとても焦っている様子だ
「いますね」
『白くて餅みたいのがジミンでにっこにこしてるのがホビヒョンでがたいがいいのがジョングガ』
「...お友達なんですか？」
『うん。同じ高校の。ホビヒョンは1個上でジョングガは1個下』
テヒョンさんは体制を低くして小さな声で話している
「そんなにしなくても向こうからはそんなに見えませんよ」
『...あ、でも...そっか別にばれても平気だしみんな分かんないか』
納得したようなテヒョンさんはまたメニューに目を移す
そっとうしろの3人を覗くと楽しそうに会話をしている
というか声が大きくてこっちまで会話が聞こえてくる
Jk『絶対テヒョニヒョン俺らが帰るまでに来ないですよ笑』
JH『いや、俺は来るに賭ける笑』
JM『いや〜あの量の課題は終わらないでしょ笑』
「.....テヒョンさんのお話してますね」
『違うテヒョンじゃない？』
「いや、テヒョンさんしかいないと思いますけど笑」
『違うの！俺追試あるの知らなくて行かなかったの！そしたら放課後すごい量の課題だされた』
「結局ここには来れたんですか？」
『来れなかった...様な気がする』
ドリンクバーに立ったテヒョンさんを待ちながらメニューに目を通す
「(パフェ...かあんみつかブリュレか...ん〜迷うな)」
頭を悩ませているとさっきの声でまたテヒョンさんの名前が聞こえる
JM『そういえばテヒョナが一目惚れした子いるじゃないですか』
JH『あ〜なんかココアがどうとか言ってたね』
「(あ、もしかして奥さんの事じゃない？この話題)」
良くないと思いつつ耳を集中させてしまう
JM『この間テヒョナと帰ってるとき俺も見かけたんですよ』
JK『え、どうでした？かわいい？』
JM『ふっつーにかわいかった笑』
JH『どこ高？』
JM『あそこです紺ブレザーに白セーターのとこ』
「(え、それって私のとこじゃん)」
JK『あれ？』
私と向き合うように座っている1人が私を指差すと背を向けていた2人がこちらに振り返る
思わず視線を逸らすとちょうどテヒョンさんが両手にコーラを持って帰ってきた
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おさる - 一回だけじゃなくて何度も見たくなるようなお話でした。次回の小説も楽しみにしています！ (2018年9月27日 10時) (
レス) id: 61e830c75b (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - らむさん» そう言っていただけて嬉しいです（；；）ありがとうございました！ (2018年7月19日 11時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 感動……すごく面白くて楽しかったです！！映画で見たいくらいです(*^◯^*)大好きなテテでこんな素敵なお話書いてくださったことに感謝です！！ (2018年7月19日 1時) (レス) id: a7a9735bca (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ゆんさん» お付き合いありがとうございました(>_<) (2018年7月17日 18時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - とても素敵なお話をありがとうございました^_^ (2018年7月17日 17時) (レス) id: 8e5cc19314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年6月23日 18時
