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狼「…大丈夫？」
カラスと熊は、猫のすぐ側で倒れていた。ビクビクしながら狼を見ると、手には真っ赤な赤い血が。
猫「っ、あなたがやったの…？」
狼「そうだけど。ほら、手出せよ。立たせてあげるから」
狼さんは、手をさしのべてきた。さっきの獣もそうしていたけど、なぜだかこの狼さんは信頼できた。
猫「ありがと…」
狼「別に。な、お前名前は？」
猫「…私はA。あなたは？」
狼「オレはキルア。そこの山に住んでる。っていうか珍しいな、こんな所に女の子一人なんて。」
そういうキルアに、事情を話した。
母様とはぐれてしまったという事を。
キルア「そうなの？じゃあオレが家までつれてってやるよ。今暇だし」
A「…うん。お願いします…？」
なんでかな。
君は私を引っ張ってくれる言葉しか言ってない。
今会ったばかりなのに、とても親切に思えて、なんだか暖かくて。初めて男の子に、“女の子”って言われた。
そして君はまた、手をさしのべて
行くぞ、と言った。
言われるがまま、森の奥深くへ進んでいく。
たまに出てきた蛇に、悲鳴をあげると追い払ってくれたり、私に気をつかってくれた。
一番嬉しかったのは、何があっても手を離さなかったと言うこと。
一晩かけてようやく辿りついた家。
その家の前には母様。
A「母様…！！」
泣きながら母様の所へ飛び込んだ。母様も疲れきったような顔をしている。きっと私を探してくれてたのだろう。
キルアに感謝したくて後ろをクルッと向いたけど
そこには誰もいなかった。
アレ……？可笑しいな、ここにいたはずなのに。
……恥ずかしがりやなのかな。
そう思って探したけど、あのときの少年はみつからなかった。
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一二三_＊ - ナミダれもんさん» やっとつくったよー…待たせてごめんね… (2015年7月14日 23時) (
レス) id: 1fdcf34fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ナミダれもん(プロフ) - いってら！ (2015年7月10日 15時) (レス) id: 9f829f9631 (このIDを非表示/違反報告)
一二三_* - ナミダれもんさん» うん！ありがとう〜！今からつくってきますっ (2015年7月9日 22時) (レス) id: 2e76ad3f68 (このIDを非表示/違反報告)
ナミダれもん(プロフ) - ４０話！すぎょい！ひふみ頑張ったね！これからもキルアとファンとお友達の為に頑張れ！！ (2015年7月8日 23時) (レス) id: 9f829f9631 (このIDを非表示/違反報告)
ナミダれもん(プロフ) - 味覚がおこちゃまなキルアくん.....なんてかわいいんだ///チョコロボ君食べたことあるけど、以外に美味しくてびっくりしたwwあー、キルアはこの味が好きなのか〜。って思うだけで顔がニヤケたwwwデートのキルアの私服、気絶するほどかっこいいんだろうな〜/// (2015年7月8日 23時) (レス) id: 9f829f9631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一二三_* | 作成日時：2015年4月12日 2時
