今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:19,888 hit
小|中|大
れーい。【ぷろろーぐ】 ページ2
もし、人間が怪異に恋をしてしまったらどうすればいいのだろうか。
私たち人間は、どんな身体形であれ怪異とは相容れぬ存在。
いくら仲が良かったとて、いつかは別れの日が来るのだから。
私が、死んでしまったら終わり。
キミが、消滅してしまったら終わり。
じゃあ、私が怪異になれば?
喜んでくれるのかな、それともキミなら悲しそうに微笑むの?あぁ、先生は寂しそうにするだろうね。
キミが、あの日あの時死んでしまったのはとても悔やまれるけども。できるならば生きた状態のキミも見てみたかったけど。
でも、お陰でキミとこうして不思議な出会いをすることが出来たから。だから、私は悲観しないよ。
ここに居てくれてありがとう。
……まだ、ずっとココに……ううん。せめてもう少しだけ、ココに居てくれるよね?
キミを、人間も怪異達も護ってみせるから。
その為なら。
君が笑顔になってくれるなら私、死んでも構わないよ。
だからね?
お願い
ずっと、あなたのそばに居させて
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
78人がお気に入り
78人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙之揺來 | 作成日時:2020年2月21日 3時