【妖精の尻尾】荒野の奇跡【デジモン】 (ページ10)

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８話ページ10

ーー気付いたらコアモンが、二足歩行のぬいぐるみに成っていた。他のデジモン達も姿が変わっている。恐竜、鳥、虫、花??、アザラシ、羽の付いた饅頭??たちが、クワガタ型のデジモンに攻撃して行く。…攻撃されても、何度でも攻撃していく。私が攻撃するのも有りかなぁ??と思いつつ、応援してしまう。

太一｢コロモン、頑張れ!!｣

皆がパートナーデジモンを応援して、何とか勝った。って思ったら、起き上がって来てハサミの所で地面を割って来て、私達は川へと落ちて行った。

A『キララ出て来て、私達落ちてるから飛んで!!私とコアモン持てる??』

キララ｢Aとコアモンを持つのね。大丈夫よ。…でも後の人間は知らないからね!!｣

私とキララが会話していたら、太一さん達が川スレスレで、丈さんのパートナーデジモンが叫んだ。

ゴマモン｢マーチングフィシング!!｣

と聞こえたら、色々の魚達が筏になって太一さん達を着地させた。これで一安心かと思えば、大きなクワガタが落ちて来て波が立って、皆が押し流されて、陸に着いた。…ので私達も陸に降ろして貰うように頼んだ。

丈｢今のは何だったんだ。…プカモン??｣

ゴマモン｢今はゴマモン｣

タケル｢トコモンは??｣

パタモン｢今はパタモンだよ｣

って会話をしていると、丈さんが山の上に戻ろうって言い始め、ヤマトさんが危ないから止めるように言った。…私の苦手なミミさんが煩い程叫んでいて、私達2年は放置されて、話しがどんどん拗れて、最後には喧嘩していた。埒があかない。キララとインプモンとその場を離れようかって話しになり、ひそかに移動したら太一さんに腕を捕まれた。えっ、離して欲しい。ヤマトさんにも、何処に行くんだよって言われた。太一さんが海が見えたと言い、皆で海に行くはめに。…私、行かなくても良くない??

A『太一さん、離れないから腕を離して下さい』

キララ｢Aを離してよ!!私が連れて行くわ、その方が安全だもの!!｣

インプモン｢何言ってるんだ!!俺様と一緒に居る方が安全に決まってんだろ!!｣

太一｢さっき、逃げよとしてただろ!!海に着く迄は俺と手を繋いで居る事。良いな??｣

って、太一さんに言われてしまった。手を引かれて暫く歩いていたら、ジリリリリッって電話の音が聞こえてきた。太一さんが走ったから、私も走るはめに。道が拓けて先を見ると、あり得ない光景が見えた。砂浜に電話ボックスが、人数分立っている事に。…えっ、怖いんだけど。