今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:729 hit
小|中|大
練習 ページ4
なぜあの時胸がなったのだろうか。
1週間たった今でもわかっていない。
胸を締め付けられるような感覚だった。
(今は体育祭の練習に集中しなきゃ、)
今、体育祭の練習中。
ジャンケンに負けた私は残った200meter走にでることになった。
運動が苦手な姫綺にとって体育祭は本当に嫌だった。
(憂鬱だな…)
なんて思っていたら紫呉が私の方に近づいてきた。
『同じ青組だよね?一緒に頑張ろ。』
『うん』
そんな会話をしていると紫呉の友達らしき人たちが来た。
紫呉以外の男子とは前よりはましになったとはいえ、まだ話せない。
『新宮さん、紫呉と仲いいよね』
『…』
私がなにも返事を返せないでいると
『もしかして紫呉とつきあってんの?』
なんて冷やかしてきた。
(この人たちなんなの!)
『やめろ。姫綺いやがってんだろ。』
紫呉はそう言ってくれたけど
『ひゅーひゅー、やっぱつきあってんのな』
(もうムリ…)
私は彼らに離れるため、駆けだした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天羽恋藍 | 作成日時:2017年5月26日 19時