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ここは、サウジアラビアのとあるホテルの最上階。



VIPフロアの一室に、疲れた男が一人、今日も愛嬌がんばったなあ俺、と鏡の自分にウィンクをして、

「ヤア、ソクジニ。ハンサムは疲れててもハンサムだよ」

とねぎらいの言葉をかけた。

それからきゅっきゅ、と特徴のある笑い声。



ふと鏡の隣にある、センスのいいインテリアの中に、なぜか薄汚れたアイテムが有ることに気付いた。

「?なにこれ、カレールー入れるやつに似てるけど…」

手にとってみると、土とホコリにまみれているけど、年代物の…金のランプ。

「さすが、サウジのホテルともなるとインテリアも面白いね。アラジンと魔法のランプ的な?おもてなしグッズにしては少し汚いけど…」

そう言って男は、無造作な指でそっと、小さなランプの腹を撫でた。




すると……




++++


週末はクリスマスなので、パラレルなファンタジーを一つ…

ジンさん入隊胸が切ない…ファイティン…!

て気持ちで書いたら、なぜかこうなりました。

3話ずつ更新、クリスマスに完結します。


※他の話だと、ジミンのJMと混同するのでSJなんですが、ここではJN表記します。執筆状態:完結














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設定タグ:bts , 防弾少年団 , ジン   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2022年12月23日 4時

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