ナイトメアエリアの住人です。【のっき】【歌い手】

番外編４ ページ6

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『のっきさん、かもめさん、すべての始まりはあなた達ともう2人なんですよ！早くお菓子をソリに乗っけて下さい！』




のっき・鴎「「は、ハイィ！」」







二人は急いでもう二人に電話をかけ始めた。その姿はいかにもまだ幼い子供のように見えたがこの人たちがこの遊園地であり街である場所を作ってきたのだと考えると、素直に尊敬する。



私はただのこの街の住人だっていうだけの立場上、ここまで言ってはいけないのかもしれない。これは凄いことなのかもしれない。


だが、それは普通の街、だったらだ。



ここはどこか普通ではない。面白く、堅苦しくない夢のような場所。






「ごめん！遅れちゃった。」




「任せっきりでごめん！今から俺たちも手伝う！」







本当に、忙しそう。


だけど、皆が幸せに楽しく暮らせるために頑張っている。






『………言い出しっぺ達が！早く終わらせましょ。後は、私に任してください！』






さっきまで沢山あったお菓子はどんどんソリに積まれていく。


ようやく全部お菓子を積んだところで、皆が応援してくれた。






の「Aちゃん！私達が出来なくてすみません！応援してます！」


そ「もし終わったら、なるべく早く行くからね。」


ラ「夜がまだある、あんまり無理しちゃダメだよ？」


か「配信で楽しい空気は作っておくから任せろ！」




『ふふ、ありがとうございます。では、行ってきます！』







私はソリのくせにエンジンが付いているソリを起動させ、空に飛び立った。





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