第3話 ページ3
Side:You
「新人アナウンサーの中澤ちかです。よろしくお願いします!」
アナウンス室で初めての挨拶。奇跡的に(?)私は北海道でアナウンサーの第一歩を踏み出すことになった。
「あれ、新採用って私だけなんですか?」
谷口「そうだよ。中澤さんほどインパクトある人いなくてね。単独採用になったんだよ。」
目の前にいるのは谷口直樹さん。面接官も務めていた大先輩のアナウンサー。
「私面接でしくじったー!と思ってずっと落ち込んでたんですよ…。」
谷口「まぁ緊張感は伝わったけどね(笑)早速だけどね、担当番組決まってるから。」
「えっ!?」
谷口さんがそう言うと、私のそばに何人かアナウンサーが寄ってきた。
林「初めまして、林和人です。中澤さんには僕らの担当する『イチモニ』の一員になってもらいます。」
石沢「石沢綾子です。朝の情報番組だけど、中澤さん朝は強い?」
「どちらかと言えばニガテです…でも頑張ります!!」
石沢「大丈夫。私も最初は苦手だったから。」
石沢さん…めっちゃ美人。地方にもこんな綺麗なアナウンサーいるんだ。しばらく見とれていると、横から声をかけられる。
室岡「ちょっと!石沢さんに見とれすぎでしょ!!」
「あ、すいませんっ!」
室岡「室岡里美です。イチモニではスポーツ担当で、これからは中澤さんにも付いてもらうことになるのでよろしくね。」
谷口「中澤さん運動部出身って言ってたから、うってつけかと思ってね。」
室岡「北海道だから主にファイターズ、コンサドーレね。特にファイターズの取材は多いから、まずはしっかり選手の顔と名前を覚えて、勉強してね。」
「はい!」
いきなり担当番組が決まり、驚きと戸惑いでいっぱい。その日は選手名鑑とたくさんの資料を手に帰宅した。
236人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
fs15nao(プロフ) - ゆん 遥輝ズキさん» 名前は変換出来ますよ。 (2019年7月15日 23時) (携帯から) (レス) id: bd75a71a99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん 遥輝ズキ - 間違えた (2019年7月15日 22時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん 遥輝ズキ - 名前は固定ですか? (2019年7月15日 15時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
fs15nao(プロフ) - kobamina0531さん» 返信遅くなって申し訳ありませんm(__)m「不適切な関係」は18指定なので、それを見れる設定にする必要があるかもしれません。削除はしてないので、私のページから飛んでもらうか、設定を直したうえで「ファイターズ」「プロ野球」「上沢直之」で検索してみてください。 (2019年7月7日 12時) (携帯から) (レス) id: bd75a71a99 (このIDを非表示/違反報告)
kobamina0531(プロフ) - 不適切な関係ってもう削除されました?見てみたいんですが、探してもないんです。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 09902afc1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:fs15nao | 作成日時:2019年5月12日 9時