あてんしょんぷりーず♪CM

千鳥足でふ〜らふら ページ5

A「ぁ…なくなっちゃった…。」



迷惑な兄貴からの電話ですっかり目が覚めたA。
持参したﾜｲﾝを全て飲み干し酔いが回ってきた。



A「もっと飲みたーい！そうだ！あゆみちゃんの部屋に行こう！あゆちゃ〜ん！あゆみ〜ん！」



ﾌﾗﾌﾗと千鳥足で部屋を出るとｴﾚﾍﾞｰﾀｰの前で止まる。



A「あ〜ちゃんのお部屋は下の階、と！」



ﾁﾝｯ



ｳｨ…ﾝ…



ﾁﾝｯ



A「えっとぉ…あ〜ちゃんのお部屋はぁ…ひとーつ、ふたーつ、ﾐｯﾂ・ﾏﾝｸﾞﾛｰﾌﾞ！と。ここだ！あ〜ちゃーん！開けて〜！美人で優しいﾁｰﾌさんが来ましたよぉ〜ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ！自分で美人なんて言ってる〜ｷｬﾊﾊﾊ(笑)」



ｶﾞﾁｬｯ！



A「あ！あ〜ちゃーーーん！(抱きつく)来ちゃった！A眠れなくってぇ、飲み足りたりないの。あ〜ちゃんも一緒に飲もっ！え？やだっ！あ〜ちゃん、そんな強く引っ張んないで！もうっ！強引なんだからぁ、なんて！ｷｬﾊﾊﾊ！」




【そして朝】

A「ﾝ…眩し…寝ちゃったのか…あれ？私いつ服脱いだのかしら…？全然覚えてないや…どんだけ飲んだ私…。ったく、それもこれもあのﾊﾞｶ兄貴が電話なんかかけて来るから…っ！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」

A「…。」


(なんで私のﾍﾞｯﾄﾞにｼﾞｬﾝﾎﾟｰﾙ・ｴｳﾞｧﾝが？)


ﾁｬﾝﾐﾝ「…やっと起きたか。酔っぱらい女が。」

A「…なんであんたがここにいるの？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「俺の部屋だからだ。」


(俺の部屋ですって？！よくまあﾇｹﾇｹと？！)


A「何言ってんの？ここは私の…」


(あれ…？微妙に違う家具の配置。私のじゃないｻﾑｿﾅｲﾄ。椅子に掛けられた機長服…結論。)


A「…部屋じゃない。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「だよな。ったく！部屋の前でｷﾞｬｰｷﾞｬｰ騒ぎやがって迷惑な！あゆみの部屋は２つ下の階だろ！」

A「うん。そうね。迷惑かけてごめん。着替えるわ。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「そうしろ。その辺に服転がってんだろ。序でに俺のﾊﾟﾝﾂも取って？」

A「うん。俺のﾊﾟﾝﾂね。…俺のﾊﾟﾝﾂ？！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「なんだよ。ﾊﾟﾝﾂぐらい取ってくれたっていいだろ？」

A「ﾊﾟﾝﾂくらい取ってあげるわよ！その前になんであんたの…なんであんた裸なの？！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊ？今さら？誘っておいてよく言うぜ。」

A「誘ったぁ？！」



(私が？！こいつを？！)

セーヌ川の水と一緒に流して ＊ラスト追加＊→←初めての方もそうでない方も

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