あてんしょんぷりーず♪CM

ﾊｲ、越えました ページ35

「ﾋﾟﾛｰﾄｰｸってなあに？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「え？ﾋﾟﾛｰﾄｰｸってのは致した後、ﾍﾞｯﾄﾞの中で…。」



なんで背後から声？とゆっくり振り向くﾁｬﾝﾐﾝ。



ﾁｬﾝﾐﾝ「…誰？」

ﾕﾉ「…こっちのｾﾘﾌだ。」



Aの方に向き直して「誰？」と聞くﾁｬﾝﾐﾝ。



A「兄。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「あーあ！兄！お兄さんね！お兄さん？！」

ﾕﾉ「ﾍﾞｯﾄﾞから降りろ！！ﾘﾋﾞﾝｸﾞに行け！！」



ﾘﾋﾞﾝｸﾞに正座させられるﾁｬﾝﾐﾝ。



ﾕﾉ「…お前がｼﾑﾁｬﾝﾐﾝか。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「ご存知で？」

ﾕﾉ「あーあ！存じてますとも女に手が早いｼﾑﾁｬﾝﾐﾝくん！？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「やだなぁ、お兄さん！手が早いなんてそんなことっ！」

ﾕﾉ「ﾍﾗﾍﾗすんじゃねえ？！(胸ぐら掴む)」

ﾁｬﾝﾐﾝ「すみません。」

A「兄さんやめて。」

ﾕﾉ「何が？」

A「ﾁｬﾝﾐﾝ殴るつもりでしょ？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「えっ？！」

ﾕﾉ「そのつもりだが？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「お兄さんっ？！」

A「どうして殴るの？私たち何も悪いことしてないわ。」

ﾕﾉ「お前に手を出してるじゃないか？！」

A「合意の上です。」

ﾕﾉ「ご、合意の上？！お前はこんなﾔﾂに大事な体を捧げるつもりなのか？！」

A「もう捧げてますから。」

ﾕﾉ「ﾊｧ？！おいっ！ｼﾑﾁｬﾝﾐﾝ！越えたか？！一線越えてんのか？！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｲ、越えました。ﾊﾟﾘで燃え上がりました。」

ﾕﾉ「ﾊﾟﾘで…燃えた…。」



消えかかった炎のようなﾕﾉ。



A「もう何言っても遅いんだから！だからもう私のことは諦めて出ていって！」



力なきﾕﾉをﾏﾝｼｮﾝの外に追い出すA。
ｶﾞﾁｬﾝ！と施錠した後、へなへなとその場に座り込む。



ﾁｬﾝﾐﾝ「A…？」

A「ﾁｬﾝﾐﾝ…ごめんね。兄さんが…乱暴なことして…。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「あれが噂の兄ちゃんか(笑) ｷｮｰﾚﾂだったな！(笑)」

A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」



そのままﾄﾞｱに体を押し付けるように密着ｷｽ。



A「ﾁｬﾝﾐﾝ…」

ﾁｬﾝﾐﾝ「合意の上…なんだろ？」

A「…うん。」



Aがﾁｬﾝﾐﾝの首に腕を絡めると「よいしょ！」とお姫様だっこ。



ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾍﾞｯﾄﾞでいいよな？」

A「先ずは…でしょ？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「２戦目、３戦目も有り？！」

A「それはﾁｬﾝﾐﾝ次第じゃない？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「Aも協力してくれる？」

存在皆無な兄貴→←頭で考えるより先に

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