存在皆無な兄貴 ページ36
【東都大学病院】
咲良「ぬぁっ?!先生いらしてたんですか?!」
ユノ「…ぃ…た…ょ…。」
咲良「どうしたんですか?!今日は存在感が皆無。」
ユノ「…俺の…俺のAが…Aが…もう…生きる…気力なんて…」
咲良「ハイハイ。妹さんに彼氏が出来たんですね。」
ユノ「それだけじゃないっ!」
咲良「あら!もう子供作っちゃったとか?!」
ユノ「子供なんか出来たらぁ!!俺死んじゃうからぁぁぁっ!」
「わーんっ!」と机に突っ伏すユノ。
咲良「アア…もう…。これから外来だっていうのに。」
数分後。
咲良「先生!」
キュヒョン「チョン先生どうかされたんですか?」
咲良「あの通りです(困)」
キュヒョン「ああ…妹さん絡みですか?」
咲良「そうなんですよ。とうとう妹さんに彼氏が出来ちゃったみたいで。」
キュヒョン「彼氏…フッ…そうですか…。」
突っ伏したユノのところへ行くキュヒョン。
キュヒョン「チョン先生。外来代わりますよ?」
ユノ「チョ先生!聞いてくれ!Aが!Aがぁ!シムチャンミンとぉ…!君の知ってるヤツだよな?!女にだらしないんだよな?!」
キュヒョン「…先生、すみません。僕の勘違いでした。シムチャンミンはそんな男じゃありません…。」
ユノ「イヤ!わからないだろっ!Aは騙されてる!」
キュヒョン「そんなことありませんよ。もっと妹さんを信用してあげたらどうですか?チョン先生の妹さんなんですから。ね?」
ユノ「…君の方がいい男だよ。」
キュヒョン「先生…買い被り過ぎですよ(笑) 僕には勿体ない…。」
結局何だかんだとユノをフォローしながら外来を終えるキュヒョン。
咲良「先生、助かりました。ありがとうございます!」
キュヒョン「いいえ(笑) 最後にチョン先生や咲良さんたちのお役に立ててよかったです。」
咲良「あの噂、本当なんですね…。大学病院を辞めるって…。」
キュヒョン「ハイ…。ここではチョン先生を始め、いろんな先生方から多くのこと学びました…。今度はそれを出来るだけ多くの人たちの役に立てたら…と。」
咲良「離島の無医村医療…頑張って下さいね!」
キュヒョン「ええ!(笑)」
635人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bubu - パープルライオンさん» ありがとうございます。お待たせしました!いつでも続き見に来てください(*^^*) (2014年11月13日 22時) (レス) id: 8d671a735c (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ありがとうございます♪続きオープンです(*^^*) (2014年11月13日 22時) (レス) id: 8d671a735c (このIDを非表示/違反報告)
パープルライオン(プロフ) - また次も楽しみにしていますよ~♪ (2014年11月13日 12時) (レス) id: 4f2abcb6cd (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おつかれっしたっ!(^o^)/part2も楽しみ♪ (2014年11月12日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 雅美さん» 男らしいですよね^^ ちょっとぎゅぺんの作者の贔屓目ですな(笑) ユノ兄貴はしょうがない(笑) (2014年11月12日 16時) (レス) id: 8534b9d1ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:bubu | 作成日時:2014年10月17日 17時