Form of Love 【名前変換】 (ページ25)

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■Story.25 ページ25

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裕翔「凛ー!」

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外のｸﾞﾗｳﾝﾄﾞから大きく手を振る裕翔君。

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私の隣にいる凛は「うざっ」と言って、

バドミントンの準備にとりかかっていた。

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私も取りかかろう……

そう思ったとき、涼介と目が合う。

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手を振ると同じく手を振り返してくれた。

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凛「早く付き合えばいいのに。」

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私にラケットを渡しながら、そう言う凛。

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凛「でも、付き合ってるのも同然か。」

あ「そんなこと…………無いよ。」

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ﾈｯﾄを挟んでシャトルがポンポンッという音を立てて

行き来する。

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涼介に好きと言おうか、言うまいか。

そう迷っている自分みたい。

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何て思ってみる。

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凛「あっ!ﾔﾊﾞｲ………」

あ「やっちゃったね。」

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私に届くはずのシャトルが

体育館の2階ｷﾞｬﾗﾘｰに落ちてしまった。

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あ「私、とってくるよ。」

凛「ごめんね。」

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体育館を出て、階段を昇り

シャトルを探す。

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あ「あれ?シャトル……」

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「もしかして、これ探してる?」

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