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第174話 ページ42

リベラside

しばしみんなが喜びの声を上げた後


キリトがテキパキと指示をして


着々とパーティーの準備が出来上がっていった。


マナ「いつもより動きが早いですね・・・。」

リベラ「そうね」

レナ「テキパキしてていいわぁ。」

ミオ「早いなぁ。」


半ば呆れ顔の4人に見守られながら、パーティー会場は完成した。

国王を招いての食事会などとは違い、いかにもパーティー感のあるカラフルな飾り付けばかりだった。


そして広いテーブルに並ぶ美味しそうな食事の数々。


リベラ「・・・やる気満々ね。」

マナ「どうやら想像以上のようですね!私もワクワクして来ました!」

リベラ「よかったわね・・・」


私は窓に映る自分の姿を改めてまじまじと見た。



ーーーーすっごいおしゃれ。

最後にいい思い出を持ってファナッカに行ける気がして、正直私もワクワクしていた。

楽しみだな。


早く始めたいな。


最後の夜に期待を膨らませていると、キリトから呼ばれたので、早速テーブルへと向かった。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

「「「「「かんぱーい!!!」」」」


なぜかレナの音頭によって始められたパーティー。

結局はレナが1番テンションが高いんだろう。


今日はいつもと違い、アリオンの使用人全員が一斉にご飯を食べる。

私からお願いしたことだ。

こんなに豪華な食事と会場で、私とレナとミオとマナだけで食事なんて寂しい。




ーー人数は多ければ多いほどいいと思う。


そんな私の勝手な自論によって、いつもより賑やかなディナーを楽しむ。


あちこちで思い出話が飛び交う。

「リベラ様もあんなに小さかったですのに・・・。」

「そうなんですか!?」

アリオンにいる使用人の年齢層は幅広い。

私より年下の人もいる。

私の幼少期時代をしらないルナナやラフは、目を輝かせながら話を聞いていた。




たまに私のところまでわざわざ来て、乾杯を求められることもあった。

一人一人と、大切に、乾杯した。


決してここでのディナーが最後というわけではないけど

それでも最後だと思って、楽しい時間を噛み締めながら過ごした。









ーーー

「・・・リベラ様。」

食事も終わり、そろそろお皿を片付け始めようかという頃。

私は突然呼ばれた。


リベラ「・・・キリト?」

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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・!何よりの励みになります!!本当にありがとう!いつもいつも支えてくれてありがとう! (2016年12月7日 23時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった!fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから!更新遅くなるなんて関係ないよ!更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー! (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう!!!更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください!これからもよろしく! (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう!fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ!続きを待ってます! (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fruit | 作成日時:2016年12月5日 20時

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