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第173話 ページ41

リベラside

リベラ「・・・っよし!終了!」

レナ「終わった?お疲れさん」

ルナナ「もうバッチリですね!」


何を持って行くべきかよく分からず、意外と時間がかかってしまった。

あのあと結局午前中で終わらず、昼ごはんを挟んで今3時。

持ってくもの以外は処分しようと決まった。

少なからず思い入れのあるものも・・・。

少しさみしい気もした。


ルナナ「さぁっ!リベラ様!髪セットのお時間ですよ!」

リベラ「あ・・・そうだったわね。」

ルナナ「さぁっ!さぁっ!」

ルナナが鏡台の前の椅子を引き、目をキラキラ輝かせる。

リベラ「はいはい。じゃあ、よろしくお願いします。」

ルナナ「お任せください!!」




ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー


リベラ「これで綺麗さっぱりするわね。この部屋も客間にできるかしら。」

ルナナ「そうですねぇ・・・。とっておくと思いますよ?リベラ様が帰ってこられたとき用に。」

レナ「それぐらい早く帰って来てってことよ。」

リベラ「はいはい。とっとと終わらせてくるわよ。」

ルナナ「ぜひそうしてください!」


今は廊下を歩いている途中。

こんなたわいもない会話も、あと少しでしばしのお別れ。

ここを離れるからこそわかる、ここの暖かさ。

早くここに帰ってきたい。

いちはやく、目的を達して、ここに帰ってくる。

レナ「さぁ、いつ帰ってくるでしょうねー!?」

リベラ「ははは」

私たちは明るい笑顔を浮かべながら、広間の扉を開けた。



ガチャ・・・


リベラ「ただいまー」

キリト「!!お疲れ様です!終わりました?」

リベラ「終わったよ。なんとか間に合ったわね。」

キリト「さぁ、こちらも準備は万端ですよ。パーティーを始めましょうか。」

リベラ「もう!?」

ラフ「楽しいことは早くやりたいですね!」

キリト「リベラ様も気合十分のようですし。」

リベラ「私?・・・あ」


私はキリトやラフの目が私の頭に向いていることに気づいた。

リベラ「これは・・・」


ミオ「随分と気合入ってるなぁ。」

マナ「とてもお似合いです!ルナナよくやりましたね!」

キリト「早く始めるに越したことはありませんよ。




・・・





もう誰もこの人たちの勢いを止められない


リベラ「そうね・・・始めましょうか。」

「「「「やっったーーー!!!」」」

私がそう言った瞬間、広間は歓喜の声に包まれた。

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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・!何よりの励みになります!!本当にありがとう!いつもいつも支えてくれてありがとう! (2016年12月7日 23時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった!fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから!更新遅くなるなんて関係ないよ!更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー! (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう!!!更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください!これからもよろしく! (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう!fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ!続きを待ってます! (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fruit | 作成日時:2016年12月5日 20時

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