第168話 ページ36
リベラside
キリトの頭の中がどうなっているのか一回見てみたい。
リベラ「・・・あんたもう執事辞めて探偵になれば」
キリト「嫌ですよあんな危険な仕事」
リベラ「アリオンの執事と比べたら危険度はそんなに変わらないんじゃ・・・」
キリト「リベラ様のおそばにいることが重要なんです」
リベラ「はいはい。お世辞にも嬉しいですよー」
私の言葉を聞いたキリトは肩をすくめて「もうすごいですね」と言ってコックの元に行った。
リベラ「・・・すごい？」
ラフ「すごいですよ。」
リベラ「なにが」
ラフ「・・・ファナッカから帰ってこられたら教えてさしあげます。」
リベラ「はーい・・・」
私はかなり深い疑問を抱きながらテーブルへと向かった。
ラフ((なんでキリトさんが思い切って言った【リベラ様のおそばにいることが重要だ】って言葉がお世辞だと思えるのかな・・・。鈍すぎる。すごいです・・・))
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
リベラ「ごちそうさま。」
朝食を終えた。
心配していたコックの機嫌はといえば、上機嫌そのものだった。
その理由は・・・
マナ「あー美味しかった。冷たいモーニングもたまにはいいですね。」
リベラ「いつも温かいものを出してくれるものね。もちろんいつも美味しいけど今日はまた別の美味しさだったわ。」
コック「そう言っていただけてとても嬉しいです。慣れないものでしたので不安だったのですが。」
リベラ「慣れないのにこのクオリティはすごいわね。アリオンじゃもったいない。お店を出したらきっと行列ができるわ。」
コック「いえいえ。第1、朝食をクールにするというアイデアはキリトさんからいただいたんです。私にはそんな柔らかい頭、ありませんでした。」
リベラ「キリトねぇ・・・」
理由はこうだ。
キリトは私が今日広間に来るのは遅くなると昨日の夜から思っていたようで
昨夜のうちにコックの元に行ったそうだ。
キリトはコックに明日の朝私が遅くなるかもしれないと伝え、朝食を少し遅めにするよう頼んだ。
しかしコックは不安になったのだ。
あの鋭いキリトとはいえ私が遅くなるのは「推測」にすぎない。
もしキリトの勘が外れて私がいつも通り、ましてやいつもより早く起きてしまっては待たせることになると。
そこで、キリトの「朝食をクール」案が出たのだ。
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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・！何よりの励みになります！！本当にありがとう！いつもいつも支えてくれてありがとう！ (2016年12月7日 23時) (
レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった！fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから！更新遅くなるなんて関係ないよ！更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー！ (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう！！！更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください！これからもよろしく！ (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう！fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ！続きを待ってます！ (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fruit | 作成日時：2016年12月5日 20時
