第164話 ページ32
リベラside
コンコン
ガチャ・・・
ルナナ「リベラ様・・・？」
リベラ「ん・・・あ・・・もう？」
ルナナ「はい。おはようございます！」
リベラ「おはよー・・・フワァ」
私はあくびを噛み殺してぐーっと背筋を伸ばした。
ルナナは朝日が眩しい窓のカーテンを開け、いつものように私に笑いかけた。
ついに、明日出発だ。
昨日マナと話した後は特に何もなく、レナとミオも私が寝るまでアリオンにいてくれた。
・・・早く帰したかったから早めに寝たんだけど。
意外と私も疲れていて、ベッドに寝転がった後はすぐに眠りについた。
いつもより早寝だから早めに起きられると思ったけど・・・
まあ朝は苦手ということだ。
今朝もいつも通りルナナがギリ寝坊の私を起こしに来てくれた。
ルナナ「昨日は最後の学校ということで起きるのが早めでしたから、今日も起きていらっしゃるかなぁと思ったんですが、見事に外れました。」
ルナナは眩しすぎる笑顔を私に向けながら言った。
リベラ「昨日が特別なのよ。今日はすることといったら荷物まとめるぐらいだしね。」
ルナナ「パーティーがあります！！！」
リベラ「あー・・・そうだった・・・」
「パーティー」と言う時のルナナの目がキラキラした。
意外にもラフもパーティーにはノリノリで、
特に気にしてないのは私だけのようだった。
コックも使用人も「パーティー」が決まってからどこか浮かれている・・・というか雰囲気が明るくなった。
私以外みんな待ち遠しくしていることが手に取るようにわかる。
ミオとレナだってウキウキしてたし・・・
私もテンション上げるべきなんだろうか。
朝から変なことを考えてしまった。
ルナナが起こしに来たということは朝食がもう出来上がっているということ。
早くしなきゃ冷める・・・！
そう思った私はベッドから降りて着替え始めた。
今日は制服ではなく、ドレス。
私の様子に気づいたルナナが口を開いた。
ルナナ「リベラ様！お手伝いします！」
リベラ「いいって言ってるでしょ。私は非公開の身なんだから王女様みたいに偉そうにしてたらおかしいって」
ルナナ「非公開であろうと私にリベラ様はいつでも王女様です！っていうか今日がお手伝いできる最後のチャンスなんですよ？」
リベラ「なんでよ。明日は・・・」
ルナナ「明日は普通の服をお召しになるのでは？」
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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・！何よりの励みになります！！本当にありがとう！いつもいつも支えてくれてありがとう！ (2016年12月7日 23時) (
レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった！fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから！更新遅くなるなんて関係ないよ！更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー！ (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう！！！更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください！これからもよろしく！ (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう！fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ！続きを待ってます！ (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fruit | 作成日時：2016年12月5日 20時
