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第160話 ページ28

リベラside

マナ「お姉さま、よくお聞きください。」

リベラ「ええ。もちろん・・・」





マナ「正直言います。私は・・・









お姉さまにファナッカに行って欲しくはありません。」



リベラ「・・・」








前言撤回!!!!!

やっぱり子供だ!!

マナはまだ子供だ!!!!

リベラ「マナ ・・・」

マナ「まだ終わってません。しっかり聞いてください。」

リベラ「あ、うん・・・」

マナに叱られた私は再び耳に集中する。

マナ「私は、お姉さまにファナッカに行って欲しくはありません。しかし、お姉さまの意思は尊重したいのです。」

リベラ「!!」

マナ・・・

やっぱり大人になってた。

まだまだ未熟だけど、それでも、成長したのは確か。

私は黙って話の続きを待った。

マナ「お姉さまの意思は尊重したいのですが、やっぱりお姉さまには危険なことをさせたくないのです。だから、お聞きします。ファナッカに行く理由はなんですか?ファナッカに行って、何をしたいのですか?」

リベラ「ファナッカに・・・行く理由?」

マナ「お姉さまはどうも、私がお姉さまが一生戻ってこないと思っているとお思いだったようで。」

リベラ「ええ。違うの?」

マナ「いえ。その通りです。」

リベラ「えー・・・?」



もうマナの言いたいことがわからない。

先回りしてマナの心を予測するのは諦め、素直に言葉を聞くことにした。


マナ「ただ私は、お姉さまが必ず帰ってくるとおっしゃったとしても、信用できるのですが不安なのです。帰ってくるって?いつなのですか?私が死んだ後ですか?」

リベラ「そんなわけ」

マナ「ではいつ帰ってくるのですか?」


リベラ「それは・・・」


・・・


・・・


考えてなかった。

ラフにも、レナにも【必ず帰ってくる】と言って説得した。

でも、帰ってくるって?

いつ?

どのタイミングで?

マナは、思った以上に深いところで、心配してたんだ。

多分、誰よりも、鋭く、深く


私の甘い考えを掘り出す。

マナ「・・・思った通りです。リベラ様がファナッカに行く理由は、キーピングからアリオンを守る以外にないんじゃないですか?」

リベラ「・・・何も言えないわね。」

マナ「ただそれだけの理由なら反対です。それならここにいてください。私はミオ様とレナ様の護衛で十分安心できます。」

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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・!何よりの励みになります!!本当にありがとう!いつもいつも支えてくれてありがとう! (2016年12月7日 23時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった!fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから!更新遅くなるなんて関係ないよ!更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー! (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう!!!更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください!これからもよろしく! (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう!fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ!続きを待ってます! (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fruit | 作成日時:2016年12月5日 20時

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