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第153話 ページ21

リベラside



息苦しさもなくなり

簡単に立てるようになった。

すうっと立ち上がると

さっきまでの空気なんはなんだったのだろうというほど緊張はとけていた。

同時に、レナの魔力によって私たちの記憶を消された学校の人たちは、吐き出されるように校門を出ていった。


リベラ「え・・・」

レナ「リベラ?大丈夫?」

ミオ「どうしたんだ。顔が真っ青だったぞ」

リベラ「うん・・・何があったんだろ・・・突然・・・苦しくなって・・・」

ミオ「レナの魔力にあてられたのか?」

リベラ「そう・・・じゃない気がするけど、それしか心当たりが・・・。」

レナ「うそ!ごめんね。そんなつもりはなかったの。ちゃんとあなたたちは避けたつもりだったのよ。」

リベラ「いや、本当にもう大丈夫だから。ありがとう。」


レナをチラと見ると、

先ほど感じた違和感はもうなくなっていて、

どこからどう見ても「本物の」レナだった。


・・・なんだったの?

あの感覚

あの空気

もう直ぐファナッカに行くってのに・・・





なにか順調に行かないような

そんな不安









レナ「リベラっ!」




ハッ


リベラ「あー・・・なに?」

レナ「なに?じゃないわよ!」

ミオ「すっげー怖い顔してたぞ」

レナ「本当に大丈夫なの?」

リベラ「うん。本当に大丈夫だって・・・」


私はそう言うが、レナとミオは信じてくれないようで

いつまでも私の顔を心配そうな顔で見ていた。


リベラ「もう・・・レナこそ大丈夫なの?」

レナ「私?なんで」

リベラ「なんでって・・・相当の量魔力使ったんでしょ?体調とか。フラフラしたりとかないの?」

レナ「あー・・・。そうね。そうなるはずなんだけど・・・なんか今日は調子が良くて。」



それを聞いた私の顔は、一気に歪んだ。

リベラ「調子がいい?どういうこと?」

私の顔を見たレナは少し驚きながらも、答えた。

レナ「なんか・・・いつもより力が出やすかったというか・・・いや、前日から魔力を温存してたんだけどね?でも、いつもより溜まっていた魔力が多かったというか・・・。ごめんよくわかんない」

ミオ「いつもならもっと疲れるってか?」

レナ「疲れるどころか、倒れるわよ。こんな大量の魔力。でも、今日は疲れさえも感じないの。なんだろう・・・不思議よねー。」

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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・!何よりの励みになります!!本当にありがとう!いつもいつも支えてくれてありがとう! (2016年12月7日 23時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった!fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから!更新遅くなるなんて関係ないよ!更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー! (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう!!!更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください!これからもよろしく! (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう!fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ!続きを待ってます! (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fruit | 作成日時:2016年12月5日 20時

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