第150話 ページ18
キリトside
私が「あ。」と言うと、リベラ様は不思議そうな顔をした。
リベラ「あ？」
キリト「リベラ様。」
リベラ「なに？」
私は先ほど感じた【優しさ】が本当かどうか、聞きたかった。
キリト「１つお伺いしてもよろしいでしょうか。」
リベラ「いいわよ。手短にね。」
キリト「はい。」
・・・こんなこと聞いたら、リベラ様は照れて顔を膨らませてしまうかもしれない。
が、聞く。
キリト「今朝・・・朝ごはんが異常に早かったですね。」
リベラ「えっ・・・うん」
リベラ様が一瞬ギクッとした。
嫌な予感がリベラ様を襲ったのがわかる。
リベラ「それが？」
キリト「マナ様に早く朝食を食べさせるためでしょうか。」
リベラ「・・・」
キリト「・・・」
リベラ様の目が大きく開かれた。
キリト「図星ですk」
リベラ「うるさいわよ。」
キリト「ふっ」
リベラ「もういい！行ってきますっ！」
キリト「行ってらっしゃいませ。」
私はもう一度深く頭を下げた。
リベラ様はそのまま学校に向かわれた。
・・・と思われたが、
ドアの前で突然止まってこちらを振り返りながらおっしゃった。
リベラ「ったく・・・
ちゃんと食べさせなさいよ！？」
キリト「はい。」
そのままリベラ様は、ドアを激しく閉めて、学校に向かわれた。
・・・ふっ
やっぱり。
思った通りだった。
ここまで図星だと気持ちいい。
リベラ様は、我々が思った以上にお優しいのかもしれない。
王の器にぴったりだとは思うのだが・・・。
無理強いはしたくない。
まずはファナッカに行って、仕事を全うしてくださるのを待つべきだ。
【・・・と、なんでもお見通しのキリトさんでした！】
《おまけ》
ー車に向かう途中。
リベラ「なんであんなにキリトって鋭いのよ・・・。どこで身につけたの？」
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
fruitです！
最近更新が遅れてしまい、申し訳ございません。
テストやら勉強やら入試やらが色々ありまして・・・。
必ず続けますので、引き続き応援よろしくお願いいたします！
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fruit(プロフ) - ましらさん» もう・・・！何よりの励みになります！！本当にありがとう！いつもいつも支えてくれてありがとう！ (2016年12月7日 23時) (
レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - fruitさん» 分かった！fruitちゃんとこの作品は、ずっと追いかけるから！更新遅くなるなんて関係ないよ！更新速い作品だけが良い作品ではないもん。がんばれー！ (2016年12月7日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - ましらさん» 初コメありがとう！！！更新はこれからどんどん遅くなって行くと思うけど・・・どうか最後までお付き合いください！これからもよろしく！ (2016年12月6日 21時) (レス) id: 1c29b9fd37 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 続編おめでとう！fruitちゃんは更新速いし色々楽しませてくれたり凄い作者さんだよ！続きを待ってます！ (2016年12月6日 16時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fruit | 作成日時：2016年12月5日 20時
