今日:80 hit、昨日:1,492 hit、合計:12,080 hit
小|中|大
48 ページ48
菅原side
西谷「スガさんナイッサー!!」
俺だって何回かAにアピールしていた。だけどあいつのことだからきっと俺が好きってことは1ミリも気付いていなかったんだと思う。鈍感ちゃんだし。
それでもいいからAの1番の相談役っていう立場が欲しかっただけなのかもしれない。
我ながら顔に似合わず貪欲だと思う。
頼られるということは、それは相手に気がないから。
Aが俺の教室まで来たときは正直嬉しかったけど、それが月島のことで来てることなんて知っていた。
その後手を握ったり、じっと見つめてみたりしたけどAにはなんの効果もなくて。
俺に好意がないってことを知ったときはほんとに悔しかったし、悲しかった。
今の俺に恋愛で悔しいって気持ちが生まれるなんて思ってなかった。
なんでもいいから、何かが起こって神様がAを俺のところに連れてきてくれたらいいのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らう | 作成日時:2024年3月25日 15時